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【後編】大学に行ってない創業13年目社長のルーティンを並べてみた。
こんばんは。
前回“ルーティンについて書いてみよう”と思って書き出してみると、意外に多くてびっくりした。
前回書ききれなかった分を今日は書こう。そしてドラクエ11(クリア済2周目)をやって寝よう。
14.スタッフと“コンビニに行くこと”を大切にする
これは全スタッフにも推奨している。
「コンビニに行く時は、好きなタイミングで行って良いから、“誰かと”行きなさい」
オンタイム(勤務中)のコミュニケーションも大切だけど、オフタイムも大切。
その中でも小休憩にコンビニに行くというオンタイムとオフタイムの間のような時間のコミュニケーションは特に大切にしている。
仕事の話をしてもいいし、プライベートの話でもいい。もちろん何も話さなくてもお互い居心地が良いチームならなお良い。
「コンビニいこーぜ」
これが僕の口癖。
15.月に一度は社員もインターンも全員個人面談
これも5年以上続けているが、毎月全員との個人面談を実施している。仕事についてのフィードバックをすることが多いが、もちろんプライベートの相談にも乗る。
うちの面談の特徴が毎月誰かが悔し涙を流していること。
社員・インターン総数30人いると、毎月誰かしら自分に腹を立てている。アラフォー社長としてはとても微笑ましく見ている。
16.後輩には必ずおごる
これは19歳からずっと続けている。きっかけは専門学校のときの大親友。
当時、そいつが「彼女とディズニーランドに行くからめっちゃ金かかるわぁ」と言っていたので不思議に思った。
「彼女の分も払うのか?」と聞くと「当たり前やろ?」と返ってきた。
彼女とは割り勘が当然だと思っていた自分に、その「当たり前やろ?」から伝わる直感的な何かがあった。“大切な人の分は出して当然”という解釈をした僕は、素直に真似しようと思った。
その後、社会に出てから社会人としての先輩後輩も学んでいく中で、基本的に後輩・年下の分はおごるようになった。
今のスタッフが学生の頃にも食事代はいつも出していたので、時折「コンビニのコーヒーくらいおごらせてください」と言われても全部断っていた。
「先輩にしてもらった分は、今度は後輩にしてほしい」というのが僕の考え。
17.先輩は車で送る
今でも過去の上司など、先輩と食事に行くことがよくある。その時は、先方が断らない限り家まで車で送る。
僕がお酒を飲まない(下戸)のもあるけれど、なんとなく家まで送るようにしている。
もちろん尊敬と感謝を持って。
なぜなら僕を叱ってくれて、僕がカッコつける必要も無いのはそんな先輩方だけなのだから。
18.大切な人たちと、海に沈む夕日を見に行く
「夕日見に行こう」と僕が言ったら、その日の仕事はみんなSTOP。夕方から急いで淡路島に行くことも年に5〜6回あると思う。
社員旅行でも、海で夕日を見られるか?は重要なポイントである。
“言葉にならない感動を共有すること”を大切にしている。
この時間は損得でもないし、理屈でもない。ただ単に「良い」と言える時間でしかない。
それを同じ時間に、同じ場所で共有するチームは本当に素敵だと思っている。
19.毎月一日は神社へ行く
これは創業当時から欠かさず続けていること。
なので訪れた回数は150回を超える。一度大雪の日にも行こうとして、途中で車が動かなくなった時は本気で焦った。笑
夜中でも絶対に行く。毎月一日。それ以外の日ではダメ。
もちろん願い事はしない。
家族、役員・社員・インターン、その他プロジェクトメンバー、友人などの顔をひとりずつ思い浮かべながら、感謝と誓約の時間を持つ。
思い込みかもしれないが、本当に居心地の良い神社。月に一度自分をフラットに戻してくれる大切な時間。
20.新幹線のシートは元に戻す
社会人として当たり前かもしれないけど、尊敬する会長が「新幹線のシートは元に戻して降りるように」という話をしているのを聞いて、初めてシートを戻すようになった。
本当に理由は無いのだけれども、なんかカッコよく感じた。
僕も後輩にシートを戻すように教えている。
終わりに
ルーティンに限らず、自分と正しく向き合っていく術を持っている人は多いのではないだろうか?
僕は何度も天才的な人を見て、絶望した。
自分ではとても届きそうにないところにいる人たちをたくさん見て、たくさん嫉妬してきた。
嫉妬している自分にも腹を立て続けている。「他人は他人だ」と割り切れない自分の小ささにいつも嫌気がさす。
でもそんな自分に抗っているうちに、こんなにも自分を維持するためのルーティンが増えた。
根は弱い自分を、ルーティンは強く保ってくれる。
なかなか意図的にルーティンを増やすのは難しいかもしれないけど、これからも自分らしいルーティンが増えるといいな。
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