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『おくることば』重松 清



「2020年のせいくらべ」
「夜明けまえに目がさめて」
「おくることば」
「反抗期」
「ステラ2021」
「星野先生の宿題」
ショートショートや短編、エッセイなどを纏めた6篇収録。

大半は重松さんが教鞭を取る早稲田大学のゼミ生との交流が描かれる。

コロナ禍真っ只中に学生時代を過ごし、たくさんの事を我慢した生徒達。
彼らの辛い気持ちに寄り添い心のこもった言葉を送り続ける重松さんの姿勢に胸が温かくなる。

重松さんが病気を患っておられた事を本書で初めて知った。
どうか身体に気をつけて、これからも素敵な作品を届けてくださいますように。




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