『禁断の罠』アンソロジー
「ヤツデの一家/新川帆立」
「大代行時代/結城真一郎」
「妻貝朋希を誰も知らない/斜線堂有紀」
「供米/米澤穂信」
「ハングマン/中山七里」
「ミステリ作家とその弟子/有栖川有栖」
6話収録の短編集。
一番インパクトがあったのは新川作品。
不器量な長女と美男美女の兄妹が織り成す歪な三角関係が描かれる。
長女の視点で進行しイヤミス感満載。
完璧だと思っていた計画は崩れ落ち、悲哀を感じるラスト。
結城作品も良かった。
伏線に全く気付かずしてやられた。
斜線堂作品は実際に起きた炎上を下敷きに描いたドラマ。
タイトルが絶妙にマッチしていた。
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