テレワークだとすぐ携帯をいじってしまう。集中できる最強の環境の整え方
ピコン!ってLINEの通知がなって、何も考えずに携帯を手にとってメッセージを確認。「5%OFF!真夏の〇〇アイスクリーム〜」はいはい、クーポンね。「おや、LINEニュースで大谷選手がまたホームランだと!すごいなあ」と記事を読んだ後、映像も観たくなってYoutubeへ。そして関連動画を観始めて....10分とか経っている。これは私のよくあるパターンを書いてみました。典型的なダメなやつですね笑
ああ、私もそんな感じだ、という方も多いと思います。しかし、携帯をみてしまうのは深い集中状態ではないから。それは人間の意思ではどうにもなりません。そのための以下の本を参考に環境を整えてみました。
人がもっとも集中できない場所が、実は「オフィス」だった
意外ですよね。実は人間が深い集中に入るためには約23分が必要です。しかし、オフィスワーカーは平均11分に1回話しかけられているというデータがあります。一日で一回も深い集中していない計算....
つまり、テレワークは、家といういつもの住みなれた場所でソロワークができるということで最高に仕事に集中できる働き方なのです!
「いや、待ってくださいよ。逆に在宅勤務で全く集中できないのが問題なんですけど!」
そうなんですよね。みなさん、在宅勤務をする上で色々な課題が出てきたと思います。育児や介護も同時に行ったり。今回はそうした自分だけでは解決できない問題ではなく、今すぐにでもできる集中できる環境の整え方をご紹介します。
机の幅にも最適解があった
これ、恥ずかしながら私の普段のワークスペースです。
MacBook パソコンスタンド Bluetooth keyboard Blue Microphones.....
ここまでで終わればよかったのですが、積まれた本や書類、カード類の束、真鍮のドリッパースタンド、謎の旧1,000円札、そしてiPadとこの辺りが煩雑な印象を与えている原因です。ちなみに、
この中で唯一褒められる点があるのですが、どこだと思いますか?
正解です、机の幅です。理想の横幅は【95cm】くらいです。
以前は横幅120cmの無印良品のテーブルを使っていましたが、広すぎると無駄に物を置いてしまいます。(このテーブルは90cmです)
五感を活性化させる
植物の配置
人の視野の120度内に緑色が含まれている割合を「緑視率」と呼び、その緑視率が「10〜15%」のときに、人の集中のパフォーマンスがもっとも高まります。人間は情報の約87%を視覚から取得していると言われています。PCと壁と机だけに向き合っていると、人工物かつ無機質な物だけしか視界に入ってきません。それが毎日8時間以上続くと、目の前に「ゆらぎ」がなく、つらくなってきます。観葉植物を見ると「落ち着いた気持ちになる」のは、植物によるゆらぎが副交感神経を優位にしているからです。ということで、パクチーを置きました笑
BGMはどうするか
ポイントは思考している言語以外の言語の音楽を聴くことです。「ホワイトノイズ」と呼ばれる、人間が聞き取れるすべての周波数の音を均等に含んでいる音というものがあります。すべての周波数を含むことで、周囲の音を脳が特定しにくくなり、結果的に集中力が上ります。ポモドーロテクニックと組み合わさったものもあるのでぜひお気に入りを探してみてください。
※余談ですが、ASMRってご存知ですか?
ASMR(英: Autonomous Sensory Meridian Response)は、人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚[1]。正式、および一般的な日本語訳は今のところ存在しないが、直訳すると自律感覚絶頂反応(じりつかんかくぜっちょうはんのう)となる。読み方は「エー・エス・エム・アール」や「アスマー(エイスマー)」[2]「アズマー(エイズマー)」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カフェの環境音など、食器のぶつかる音や気にならない程度の会話などが流れる王道のノイズを見つけましたが、クセのすごいやつ見つけたので興味のある方は聞いてみてください。笑
「集中のための香り」
集中力向上のために「香り」は、古来から活用されているそうです。最近は、手軽に利用できるアロマやお香などもたくさん手に入ります。香りを使用する際には、目的に応じて使い分けることが大事です。
集中時には
・「ローズマリー」
・「ペパーミント」
リラックス時には
・「ラベンダー」がおすすめとされています
アロマの有り無しで、集中できる時間は「5%程度」変わるということなので是非取り入れたいですね。
「貧乏ゆすり」で触覚を最適化する
仕事や作業を長時間続けていると、集中力は低下します。集中が持続しない原因のひとつに、「ワーキングメモリの低下」があります。ワーキングメモリとは作業に必要な情報を一時的に記憶し処理する脳内システムです。この部分を動かし続けると、徐々に疲労がたまり、システムの稼働が悪くなり、結果的に作業効率が落ちます。これは致し方ないことです。しかしそれを回復させる方法が「反復運動」です。ガムを噛んだり貧乏ゆすりなどで刺激を入れましょう!(テレワークなら貧乏ゆすりもいいでしょう)
改善した結果
下の画像は理想とされる机です。
改善後。ただ片付けただけな気もしますが、ちゃんと音楽も流れています。
※オフィスチェアは7/26日に到着予定。
これでかつてないほどの集中状態で仕事ができて、携帯をいじり出して10分経ってた!焦なんてことがなくなると信じています。ふと思ったんですけど、これってあくまで集中できるための手助けであって、夢中になれる仕事をやっているかどうかの方が問題では?と気づいた今日この頃。。。笑
机周りが整ったら
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