「生きづらい世界」を良い感じで泳いでいくための考え方
毎日noteを書くぞ! と宣言してわずか7日で挫折、あまりのポンコツぶり嫌気がさして半年以上更新が止まったままだったnoteを、「また書こう」という気にさせてくれたのが、いしかわゆきさんの『ポンコツなわたしで、生きていく。』(技術評論社)でした。
いしかわさんは、本書の中で「知ること」の大切さを訴えています。というのも、「知る」ということは自分の人生における選択肢を増やすことだからです。逆にいうと「選択肢がないと受け入れるしかない」ということです。これって怖いことだと思いませんか?
たとえば働き方でいうなら、フリーランスや転職。そうした選択肢があることを知らなければ、自分に合わない会社であっても、心に毒を貯めながら働き続けなければなりません。
しかし、知識としてそういう方法があることを知っていれば、つらい思いをせずにすみます。実際に行動に移さなかったとしても、心に余裕ができます。生きづらい世界をより生きづらくしているのは、問題解決のための選択肢の少なさといえるでしょう。
そして、それを補うのが「学び」です。本を読んだり、人に会ったり、さまざまなことに挑戦して自分の世界を広げておくことは、自由に良い感じで生きるための鍵になります。
もちろん、勉強嫌いだしという方も少なからずいらっしゃることでしょう。それは嫌いなことや不得意なことを頑張ろうとしているからではないでしょうか。いしかわさんは、不得意なことを頑張る必要はない。シンプルに自分が得意なことを伸ばすことが大事だと本書で述べられています。まったくそのとおりです。
人間、不得意なことに前向きになれるほど強くはありません。その点、得意なことは自分からどんどん学び、実践していくので腕が上がりやすいのです。そして得意なことのレベルが一定以上になった時、仕事が生まれます。
わたしは、いしかわさんのこの言葉が大好きです。実際多くの仕事は、こうやって生まれます。そして「自分が得意なことが不得意な人」には、得意なことを発信することで、出会う確率も高くなるように思います。
まとめです。
わたしがいしかわさんのご著書から受け取った「生きづらい世界」で良い感じに泳いでいくための考え方としては、
「知ること」は人生の選択肢を増やすこと。積極的にたくさんの知識を吸収して、自分の世界を広げておく。それが生きやすさをつくり、自由に生きることにもつながる。
不得意なことを頑張る必要はない。むしろシンプルに自分が得意なことを磨いていくことを優先すべき。
です。本書には、これ以外にも、「置かれた場所」で咲かなくていい/「幸せになるためにする仕事で不幸になる」のはバカらしくない?/休むことはご褒美ではなく仕事のひとつ/「嫌われてもいい」と思いはじめたら人間関係はラクになる/理想はう~んと低く。自分と〝守れる約束〟をしよう/など、生きづらい現実に効く話がいっぱいつまってます。
ちなみに、いしかわゆきさんのnoteは、こちら。ゆるふわ思考になれるメンバーシップ『ポンコツ同盟』も運営されているそうです。
なんとか毎日note2日め、間に合いました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
よい一日を!
ただいま4刷 構成を担当した書籍が発売されました!
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