看護師を目指す利点①/志がないとなってはいけないのか?

 准看護師3年、正看護師3年、計6年間の病棟看護師の経験を終え、次のステップに向けて就職活動中。御礼奉公も終わり、一区切り付いたと自分では思っている。看護師になるまでを振り返りつつ、看護師を目指す人に向けて、看護師になる利点を伝えることが出来たら、と思う。
 ちなみに、自分は子供の頃に病院の看護師さんに…とか、親が医療職だったから…とか、看護師という病気の人を助けることができる仕事に憧れて…とか言う綺麗な志からこの仕事を目指したわけではない。なので、そういった方や、今やりがいを持って高い意識と熱意で仕事をしている看護師は不愉快な意見に感じるかもしれないので以降は読まないで欲しい。

①どこでも働ける。→医療が人に不可欠であること、慢性的に今は看護師が患者と対比して不足していることから、少し大袈裟に言って働けない、という状況はない。都内であれば今日失職しても明日正社員で雇ってくれるところはいくらでもある。
②ほぼ同じ給与水準で働ける。→一定の水準の上下で働くことができる。同級生が沖縄に移住し、看護師の給料が安すぎると不満を言っているが他職種への転職など大きい括りで考えると大差ないと言える。ただし、これは看護師の基本給が上がらない現状とも関連していることでもある。
③様々な働き方が出来る→日勤夜勤ある常勤、夜勤専従、日勤専従、非常勤でのパートタイム、枠は少ないが在宅もある。
④人間関係において強気に生きていける(反論多分多数ある)→専門職であり、自身の知識、経験、論理的思考が根幹にある。ただ、チームで連携することが多く、他職種とのマネジメントも役割とする職業であることから人間関係でメンタルを病む人は周りにも多い。これに関してはきちんと理由を後述したい。
⑤色んなことができる→看護師の役割、領域は本当に広い。病棟でのケアからオペ室の機械出しまで、様々。飽きないという意見がある一方で、自分は看護の本質は同じだと思うので、賛成できない。後述する。
⑥社会的な信用がある。→目にみえるものなら銀行からの融資がある。見えない漠然としたものなら、婚活や合コンなどでの優位がある。

肯定と否定を混じらせつつ、それでも看護師になったほうがいい人はあらゆる意味でいると思う。以降、自分の話も交えながら、理由などについて話していきたい。


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