喉の奥の発声器官

このまえの日曜日(約8日前)に喉が痛くなり始めて、
金曜日からは熱も出て咳が酷くて痰も大量発生。
まるまる3日間寝込んでしまった。




日曜日が終わって、月曜日になって未明くらいの現在、そろそろそれは治りかけていて、3泊4日の闘病生活も終わりが近いのですが。




今回の喉痛が本当に奇妙なのは、
飲み食いに影響が無かったこと。




3年前に同じく喉痛を患ったときは、
喉ちんこ(←表現💦)がウメボシくらいの大きさまで肥大化してしまい、喉ちんこを避けないと唾が飲み込めない、とかいう高難度なムリゲーになっていたのですが。
これだともちろん、
飲み食いもかなり厳しい。




それに対して、
今回は飲み食いはまったく平気。
もちろん唾も飲み込める。
そのわりには、やたらと咳き込むし、
ちょっと信じ難いほど、たくさんの痰が出てきてですね、これはいったい身体のどこに収納されていたのかと思うくらいだった。一部が鼻にも回ってて、バカでかい鼻クソが何度も出てきた。これまた、どうやって鼻の中に収納されていたのかと呆れてしまうような大物が。




3日間寝ている、だけでいいなら、
あたしは寝るの大好きなので、
まったくカンタンな、まるでバカンスのようなものなのですが、
今回は咳と痰が酷くて寝付くことができず、一時期は痰の吸い出しをずっとやっていました。あ、まぁ医療器具は使ってないので吸い出しではなく吐き出しですが。デカい鼻クソは取り出しですが。




喉の痛みは、
たいていは扁桃腺ですよね。
3年前のときはたしかに扁桃炎で、喉ちんこ肥大化とはなかなか強烈ですが。
今回は扁桃腺は腫れてなくて、
顎の下を触ってみても痛くない。



そうなるといったいどこが病気になっているのか。多すぎる痰の出元は??




最初は自分でも分からなかったんですよ。さしあたっては喉が痛い=扁桃炎と思い込んでしまいますから。
でも、そうではなかった。
3日間の闘病生活の末に、
やっとたどり着いた
意外な答えとは??







♡♡





3年前の扁桃炎が契機となって
わたしは女性ホルモンを始め
女性ホルモンの効果が出始めると
こんどは歌の練習を始めた。



歌の練習を始めたのが
2020年9月下旬くらいで
YouTubeに最初の1曲をアップロードしたのが
2021年7月23日だから、
軽く10ヶ月くらい
練習に費やしたことになる。



練習ってこんなにかかるもんなの?
ふつうに考えたら2~3ヶ月でじゅうぶんなのでは??



それがね、
わたしとしては、発声法にものすごくこだわりがあり。この発声法を(他人ではなく)自分でも使えることに気づいたから、歌の練習を始めたくらいなのです。





歌い手になりたい、という以前に
『この声で歌いたい』
『この声で歌われた歌を聴きたい』
それが何より重要だったので。
既存のボイストレーニングは一切受けていません。
なぜって、まだ誰にも知られてない歌い方ですからね。そこらのボイトレ屋さんで教えられているとは思えない。






手探りで、自分で自分の身体に、
その『理想の歌い方』を教え込んだ。
その練習期間が10ヶ月。
これ以外の発声法で歌うつもりはない。



歌でも音楽でもなく、
まずはじめに、
『理想の歌唱法』があり
わたしはそこにしか興味が無い。




もしほかの人がその歌い方で既に成功してたら、
その人を応援すれば満足だったかもしれない。



ところがまだ、
わたしの知るかぎり、
その歌唱法を使っているシンガーは
ひとりもいなくてですね。
なので、わたし自身が自分でやることにしたのです。



そんな強い決意のこめられた
『特別な』歌唱法。
やり方はというとですね、
喉の奥をこじ開けて、
その場所をスクリーンみたいにして
音を響かせるのです。



ええ、だからあたしの歌声、
マイクで増幅しなくても
元々の声がすごく大きい。
それに、地声なのにエコーかけたみたいに響く。




喉の奥のその場所は
女が悲鳴をあげるときの場所。




ね!奥ゆかしい女性は小股で歩き、小声で喋る。でもとつぜん悲鳴をあげると、それはそれは大きな声。
急に声のボリュームを上げたというよりも、つまりそもそもの発声箇所が違っているわけです。



え?じゃああたしは悲鳴をあげたかったのかって??
別の言い方をすると、考えて喋る人間らしい女性の声よりも、反射的に出てしまう動物っぽい女の声が、あたしの好みだったわけです。つまりその場所は喘ぎ声が出る場所です。



日ごろは閉ざされていて、
特殊な状況のときだけ一瞬開いて
大きな声が出るその場所を、
わたしはトレーニングでこじ開けて、
歌を歌うのに使っているわけです。




そんなことをずっと続けていれば
本来は閉じているはずのその場所は
開きっぱなしになってしまいますね?




閉じていれば、その奥は潤ったままでいられるけど、中途半端にこじ開けられ、そのままの状態が長く続いたら乾ききってしまいます。
今回の喉痛の原因はそれでしょう。
つまり、
長期に渡るメンテナンス不足。




喉の奥、とは言いましたが、
直立時では喉のかなり上方になります、
鼻の穴に通じる秘密の通路ですね。




水を飲めば、
唇から口の中を通って喉の穴から胃へと落ちてゆく通路全体を潤すことができますが、
何も考えずに水を飲むだけだと、
『喉の奥』=喉の上方のその場所まで
水分が届きません。
確実にその場所に届くように気をつけないと、すぐ下に落ちて喉穴から胃へと消えていってしまいます。
意図的にその場所に水分をもたらさないといけない。
そんなわけで、
水分補給はそれなりにやっていたはずなのに、肝心の箇所には届いていなかったということなのでしょう。






♡♡






この話、
こうして書いてみると、
我ながらずいぶん間抜けな話なのだが。



ね!
通常は閉じているスペースを
トレーニングによってムリヤリこじ開けておきながら、
ろくにメンテナンスもしない。



なんか、アホすぎる感じなのですが。




これって
卵巣のときと同じなんだよね!




わたしは子どもの頃から
自分の身体には卵巣があることを
知っていた。
そこにそれがあることを、
はっきりと感じ取れた。




そうして、
それにもかかわらず、
卵巣は女性ホルモンを分泌する、とか
男の身体に卵巣があると、男性機能は著しく阻害される、だとかの、
『当然の事実』を、
なぜだかことごとく無視していて、
それよりも
『ほんとうに卵巣なんてあるのか??』
などという
無意味な半信半疑から抜け出せなかった。




現に、
ホルモンバランスは男としては破綻していたし、男性機能はほぼ使い物にならない状況。
卵巣と子宮が(身体を正面から見た時の)横方向で連携しあっていると、男として縦方向に腰を振ることは絶望的に不可能になります。
そんなあからさまな現実を見せつけられても、まだそこに卵巣があるとは半信半疑で、なのに自分の認識としては卵巣があるのを知っているつもりになっていて。
このような思考の乱れがあったことでだいぶ時間をムダにしましたね。





同じように、
喉の奥をこじ開けたのなら、
喉の奥をこじ開けたのだ!
実際に、わたしの歌声は、
ほかの子とはだいぶ異質だ。





喉の奥をこじ開けると
みずから意図して実行し、
実際にそのとおりになった。
録音された歌声が動かぬ証拠。




ここまで明確な
『自分で創り出した現実』が
ここにあるのに、
だから
『わたしの身体は改造されていて』
『ほかの人とは異なるメンテナンスが必要だ』
という、
当然の事実に、
なぜか思いが至らない。




これだけの手間と労力をかけて、
望みの歌声を獲得したのに、
それでも、
ある種のフィクションかファンタジーのように思っていたわけです。


身体を改造などできるはずがない、と。





卵巣についてだって
『わたしの身体は通常の男性とは大きく異なっている』という前提で考えるべきなのに、
『たしかに卵巣はあるけれど(もしかしたら無いかもしれないし)それ以外はふつうの男性』
みたいに偽っていたわけです。





3年前に病気をして、
やっと事実を認められるようになって
そしたら
『卵巣があるなら女性として生きよう!』
の一択でしたね。
同じ身体に卵巣と精巣が両方あったら
それぞれが勝手にホルモン分泌するので、ホルモンバランスはメチャクチャになる。自然に任せていたらどうにもならないので、自分の意思で男か女のどちらかに寄せるしかない。
そんな当たり前の事実を、
やっと認められたのが3年前。




今回もまた、
身体に関して、
謎の思い込みにすっかりやられてた。





外科的方法に依らなくても
身体改造はほんとうに出来る。



ただし、
自分の意思で身体改造したのなら
自己責任でメンテナンスもしなくてはならない。



そんな当たり前のことを
分からなくさせるくらい、
『肉体とは不変であり』
『医学によってしか変化しない』
などと思い込んでいたのかもしれません──────。(マヌケ)





♡♡





間違った思い込みを排除すれば
そこに残るのは明白な事実。




わたしはわたしだけの発声器官を
わたしの身体に持っているのです。




ほかの女性たちにとっては
既に退化しており、
特殊な場面でしか使い道のない
(※悲鳴、喘ぎ声)
その部位を、
わたしは発声器官にまで育て上げ
実際にそれで歌を歌っています。




身体って改造できるんだ!!!
あたしには、
あたしだけの発声器官がある!!!
すごいや!
そういうことだったんだ!!





でも、
メンテナンスは
しっかりやりましょうね💕︎



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#ミィミたんの秘密
#卵巣を摘出手術から守り抜く人生
#卵巣
#わたしの歌声

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