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噛まない人も噛んでしまう「乾燥野菜とナッツ、黒ごまのグラノーラバー」

わたしは、あまり噛まない。

自覚しているのですが、なかなかどうして簡単に修正できずに今にいたっています。

ここでの意味は、「言葉につまってしまう」ではなく、「咀嚼する」のほうです。念のため。

言葉につまるのはいつものことで、そっちは得意なのに…。

ひと口につき30回以上噛みましょうと、いつだったか聞いたことがあるけれど、みんなそんなに噛んでいるのかしら。

意識してやってみても、つづきませんでした。そのうち舌を噛んだり、ほっぺの内側を噛んだり、「おいしい」という気持ちが阻害されたりで、”噛まない”わたしにすぐ戻ってしまうのです。

それでも例外があります。

ちょっとかたいパンや肉のとき。あとはナッツ類をたべるときは、噛まずにいられません。わたしにとってかたいものは、「よく噛む」のを強いられるから、ベストな食材・調理法なのでしょう。

ガリガリ、ゴリゴリ、ポリポリ。かたいものは咀嚼音も、またたのしい。

思わず録音しようかなと思ったほど豪快な「噛みの音かみのね」がひびく、おやつができました。

断面がアートなこちらは、もはやうちの定番といっていい存在『OYAOYA』の規格外野菜を有効活用した乾燥野菜とナッツで彩られています。

まず、はじめにやるのはピスタチオの殻むき。『212 KITCHEN STORE』で偶然みつけたグリーンの殻むきが、とってもいい仕事をしてくれます。


グルテンフリーでレクチンフリーな「乾燥野菜とナッツ、黒ごまのグラノーラバー」レシピ

材料(23cm×30cm ホーロー1台分)

ピスタチオ:220g
ピーカンナッツ:90g
ブラジルナッツ:80g
タイガーナッツ:75g
はちみつ:70g
黒ごまペースト:200g
ココナッツオイル:45g
スライスアーモンド:50g
フラックスシード:20g
カカオニブ:50g
乾燥野菜:京くれない、オクラ、ラディッシュ各15g

つくりかた

①フードプロセッサーでピスタチオ、ピーカンナッツ、ブラジルナッツ、タイガーナッツを粗く砕く

②耐熱ボウルにはちみつ、黒ごまペースト、ココナッツオイルをいれ、レンジで加熱し全体をよく混ぜあわせる

③ ①と②、スライスアーモンド、フラックスシード、カカオニブ、乾燥野菜をよく混ぜあわせ、型に流す

④上からしっかりプレスして形を整え、冷蔵庫で半日冷やす


それぞれの食材が持つ食感と風味が、おもしろく混ざりあったグラノーラバー。

かたさもサイズも異なるから、口のなかで奏でる”咀嚼音”という名の「噛みの音かみのね」が見事です。

これはおやつのみならず、お惣菜としてもいけるのではないか、とも思ったりして。

「なんかおいしそうな音がする」

リビングの壁(1面)が、北欧ボタニカルになったVlogです。


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