【自己紹介】はじめまして。プラトニック婚のクリオネです。

2024年10月18日、以下加筆

【自己紹介】

はじめまして。
未完成婚改め、プラトニック婚のクリオネです。

未完成婚、とは、一度も挿入を伴う性交渉(以下、「性交渉」に略)をしたことがない夫婦のことをいいます。日本産婦人科学会がそう呼んでいるそうです。

参考ソース:

私は、2019年に20代で入籍し、夫婦双方の知識経験不足、身体的要因、心理的要因などが重なり、夫と性交渉ができませんでした。このことを数年、言葉にできず、誰にも相談できず、ただただ悶々と過ごしました。

2021年、朝日新聞社が運営するエッセイ投稿メディア「かがみよかがみ」の「結婚、どう思う? part2」企画で、初めてそのときの思い、辛さを言葉にできました。

かがみよかがみというプラットホームに支えられ、この第一歩を踏み出せたことで、自分の立場から表現することの価値を感じることができました。

この頃のペンネーム、“やまびこ”は、私と同じ未完成婚の立場から『夫のちんぽが入らない』(講談社文庫)を世に送り出してくださった、著者の“こだま”さんをリスペクトして、名乗りました。

この第一歩のあと、

医療機関にも行きましたし、カウンセリングも受けました。

結果的には、夫と性交渉したことがない、という状態に変化は無いのですが、

今の私たちにとって、性交渉は優先順位の低いことであり、
不妊治療という選択肢も知りつつ、それでも子供はいらない、など、
自分たちがどうしたいのか、段々とわかってきました。

そんな中で、夫婦関係とは、
あくまでも、“私たちの”形であればいいこと、
私にとっての理想の夫婦関係とは、
誰かの人生の感想に倣うことではなくて、
自分たちの手で創造することだとようやく掴み、進むことができました。今も、夫と夫婦として歩むことに誇りをもって、毎日楽しく笑いあって過ごしています。

2023年に、仮に広くて暗くて冷たいところでも、自分がちっぽけでも、それでも飄々と楽しく漂っていたい、などと思い、
“クリオネ”として自分の経験や考えを書き留めようと、noteを始めました。

2023年、出演はしておりませんが、未完成婚について、NHKから取材していただきました。

書いていくうちに、「未完成婚」という言葉に違和感を感じ、
「プラトニック婚」と自称。


その後、一度、noteをクローズし、

2024年、ABEMA Primeに出演させていただきました。

夫婦の性行為は何のため?「しない」前提 友情結婚とは?シン時代のカップル論 #ABEMA で無料配信中 https://abema.app/LFWL

ABEMA Prime


のち、自分のnoteでの表現をどれくらい残すか再考し、一部有料記事で過去記事を8割程度、復活させています。

大変拙筆ながら、辛かったこと、夫と向き合い決めたこと、自分はどうしたいのか、世の中に対する考え、などを書いています。

放送の反響もあり、この発信をどれくらい安全に継続できるか未知数ですので、
一旦、試験的にこの状態にしております。

正直、有料記事を読んでも読まなくても、見える世界は変わらないので(あと価格高いので)、買わなくて大丈夫です。笑

また改装するかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

以下、私が書いた初めてのnoteです。


2023年7月4日
はじめまして。令和婚~未完成婚

「なぜ結婚したか」
これに正面から答えられる夫婦が、果たしてどれくらいいるだろう。
好きだから?楽だったから?子供が欲しかったorできたから?

私の場合、誰かに聞かれたら、こう答える。
「ノリ」と「プライドがない、世界で一番かっこいい人だったから」。

夫を初めて見たときに、漠然と「私、きっとこの人と結婚するんだろうな」と思いました。
最初から決められていたみたいな、変な感じ。運命といえばそうかもしれない。
出会いから1年後、思った通りになりました。令和に元号が変わるし、ということで「ノリ」で入籍しました。

でも、悩みました。
だって、私たち、1度もセックスしたことがないから。それを「未完成婚」と呼ぶ、ということを知ったときには、既に結婚から3年、出会いから4年ほど経っていて、心はボロボロでした。

結婚したと同時に、他人から迫る「子供は?」
体調を崩したと言えば「おめでた?」
親から「子供はどうするの?」「できたらできたで楽しいよ、お金ならなんとでもなるよ」
義理の親から「孫の顔がみたいな」
知らないおばさんから「授かり物だから、自分のペースでいいのよ」
産婦人科の先生から「既婚で男性経験ないって、これ間違ってる?」

無理です。こんな世界で生きていくのは。
何がわかるんだよ。
そう思っていました。

これから私が書こうとしていることは、おそらく世論と調和をとるには難しい内容ではないかと感じています。

けれど、同じ悩みを持つ方に、わかりますその気持ち、
こうやって私は生きてるよって、
話しづらい内容だからこそ、ヒントにならないかな?ならなくて全然いいんだけど、なることももしかしたらあるのかもしれないし、自分にとっても、何かヒントになるかもしれない。そんな風に思って、血文字で書くつもりです。(ちょっと乱文、読みづらかったらすみません。)
誰かの目にとまりますように。
それから、自分のために、なったらいいな。

家族に感謝して、書いてみたいと思います。

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