クリニック開院の失敗談②
また物件ネタです
物件を選定する条件に立地や賃料、広さなどはもちろんですが、物件を選ぶ段階で脱毛やレーザー系の処置を導入すると決まっているのであれば要注意です
見落としがちなのは電力です
当然ですが脱毛やレーザー機器は電力を多く必要とするので、テナントの電力がどのくらいそのフロアに割かれているのか確認する必要があります
電力が足りない場合は、その分だけ補填する事ができるのか、または別途工事が必要なのか、もちろん初期費用がかさみます
クリニックを多く手がけている施工業者であれば、どのくらいの電力であれば余裕があるのか熟知しています。物件を内覧する際は同席してもらうか、電力の情報を伝えておくかした方が無難です
開業してから、いざ、脱毛稼働!でクリニック内のブレーカーが落ちるなんてのは避けなければいけません
また医療機器の中には電源プラグが通常とは違うものが数多くあります。こちらも予め調べたうえで施工業者に伝えておかないと、近くに電源がないから動きません、などという事態になりかねません。特にオペ室や処置室は要注意です
同様にLANケーブルも考えて配置する必要があります。受付周りはもちろん多めに必要ですが、各部屋にLANを配線しても、使わない事が多く、無駄な配線工事費になるケースが多いです
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