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ホウセキ V 途中参戦の方の為に・本作品の概要的なもの

    こんにちは。熱田あつた十縷とおるです。ホウセキ V の主人公、ホウセキレッドです。
    最近、僕たちの話を途中から読み始めた方が何人かいらっしゃるみたいなので、ここまでの経緯を説明するよう、作者から言われました。

     第1話から何があったのか、僕の方からザックリ説明していきます。


    去年の9月頃から、【ドロドロ怪物】って呼ばれる人型の怪物が首都圏に出るようになりました。ドロドロ怪物は街を壊したり、人に怪我させたりしてました。

    同じ時期に、黒い全身スーツを着た4人組も現れるようになりました。彼らのヘルメットには、宝石みたいな色違いのゴーグルが付いてるから、【ピカピカ軍団】と呼ばれてます。

    ピカピカ軍団はドロドロ怪物と戦っていて、たくさんありがとう人を助けてたので、すぐに『人間の味方』と思われるようになりました。


    それと同時に、変な噂も囁かれるようになりました。

「ピカピカ軍団はあらほうしょくの社員だ」という、変な噂が。

    その【新杜宝飾】とは、僕・熱田十縷が後に入社する会社でした。


    幸い、ドロドロ怪物に襲われることもなく、無事に芸大を卒業した僕は、予定通り今年から新杜宝飾のデザイン制作部で働くことになったんですが…。

    入社式のあった今年の4月1日、僕は社長のあら愛作あいさくさんに呼び出されて、変なブレスレットを着けさせられました。

    軽石みたいな石を付けた、銅製のブレスレットだったんですけど…。僕が着けた途端、ブレスレットの石は、ルビーみたいな真っ赤な宝石になったんです。


    気の動転した僕を、社長は会社の隣にある寿じゅえる神社じんじゃに連れて行き、僕をある人に会わせました。

    その人の名は【マ・カ・リヨモ】。地球に逃げてきた、【ジュエランド】という星のお姫様でした。


    社長とリヨモ姫は、僕に話しました。

    ピカピカ軍団は新杜宝飾の社員で、僕はその5人目に選ばれたのだと。


    僕を選んだのは【イマージュエル】という巨大な宝石でした。それはリヨモ姫がジュエランドから地球に持ってきたもので、赤、緑、黄、紫(ピンク)、青の五つがあります。

 【想造力】という精神エネルギーの強い人はイマージュエルと交信することで、イマージュエルの力を引き出すことができて、ピカピカ軍団はその力で戦っていると、教えられました。


    そして、リヨモ姫と社長は、ドロドロ怪物のことも教えてくれました。

    奴らは【弱者救済結社ニクシム】という暴力集団で、リヨモ姫の星であるジュエランドも、ニクシムも奴らが滅ぼしたんだと。


    そんなこんなで、僕はピカピカ軍団の一員として戦うことになり、ピカピカ軍団に【社員戦隊ホウセキ V】と名付けました。


    それから、戦いや仕事を通じて僕は社員戦隊の人たちと交流して、悩みながらいろいろ学んでる最中です。


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