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人生の本質は楽しむことです

精神崩壊した私が人生を楽しむことにした理由


私は、これまで仕事最優先で過ごしてきました。しかし今は仕事よりも人生を楽しむことに最大の価値を感じるようになりました。なぜ仕事よりも人生を楽しむことに考えを切り替えたか、それは仕事を必死でやってきたことで精神が崩壊し、それまでの考え方では生きていけなくなったからです。今がんばりすぎている人、しんどいなと感じている人にささやかでも『楽しむ』ことの大事さを伝えられたら、またかつての私のような境遇の人に少しでも『ラク』になってもらえたら、そのような思いで綴らせていただきます。


私は今39歳です。20代から30代半ばまではひたすら仕事をしてきました。残業は当たり前。プライベートより仕事が優先。どんなに体調が悪くても必ず出社。そのような毎日を送っていいました。そして30代半ばに、突然それはやってきたのです。

緊張の糸がプツンと切れたような感覚。

その日から、仕事に対するやる気がなくなり、好きだった読書にも興味がなくなりました。毎日仕事に行くことがツラく、休日も、何もする気がなくなったのです。元々患っていた強迫性障害(強迫症、強迫神経症ともいいます)もひどくなり、うつ状態に陥ったのです。そこからは苦難の日々でした。なかなかうつ状態は良くならず、一時期は「死んだほうがましかも」とまで思うような状態でした。

そこから数年を経た現在、家族の支えや、少しずつ気持ちがラクになりそうな本を読み、今では最悪の状態と比べたら改善され、日々を楽しもうと考えられるようになりました。

どのようにして改善できたか。それは、自分の価値観や考え方を変えようとしているからです。現在進行形なのは、まだまだこれまでの考え方を変えることができていないので、今でも考え方を変えようと日々意識しているからです。
これまでの私の考え方は

・ネガティブ思考
・完璧主義
・白黒思考、ゼロかイチ思考
・~すべき思考
・仕事を優先することが家族の幸せにつながる
・未来のために今を生きる
・強迫性障害

などなど、人生の視野を狭くする考え方をすべて背負ったような人間でした。

そして今では

・できるだけポジティブ思考に
・70点主義を心掛ける
・物事を白黒つけずグレーに捉える、極端に考えない
・適当に、いい加減にしてもいい、どうにかなる
・プライベート最優先で、自分が楽しいと思えることをする、我慢をしない
・未来はわからない、とにかく今を生きる
・強迫性障害を少しでも良くなるよう行動を変える

という考え方、価値観で生きるように日々暮らすようにしています。まだまだ気持ちが落ち込むこともありますが、それでも以前に比べたら毎日を楽しめるようになりました。
自分で自分を苦しめていたことに気付き、自分がラクになれるほうを選んで毎日を過ごすようにしてみると、少しずつ気持ちが上向きになってきました。とにかく楽しいと思えることをする、楽しくないことはできるだけしない、人に迷惑をかけるかもしれませんが、それは自分さえ良ければではなく、自分が楽しく過ごすことで、結果的に周りの人も楽しく過ごせるのです。ですから、私は日々、『楽しい』を探しています。

以上が私の実体験ですが、同じような悩みや生きづらさを感じている人に、ほんの少しでもお役に立てたなら幸いです。

次回より、具体的な私の考え方を綴ろうと思います。


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