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滋賀県初!「世界一夢中になれる会社」“総合近江牛商社”とは?

西野立寛さんが代表取締役社長を務める”世界一夢中になれる会社”・株式会社総合近江牛商社。

従業員全員が「夢中」になって働いているイメージはあるけど、一体何をしている会社なのと思っている方も多いのではないのでしょうか?

謎に包まれた事業の実態を西野さんに教えてもらいました!

〈聞き手=新田愛可(総合近江牛商社人事部)〉



「世界一夢中になれる企業」の“リアルな実態”

「世界一夢中になれる企業」の“リアルな実態”

西野社長
総合近江牛商社は、「近江牛を世界へ」を経営理念とし、グループビジョンで「世界一夢中になれる会社」を掲げ、滋賀県の守山市で2019年に創業(2020年に会社として設立)した会社です。

新田
「近江牛を世界へ」というのは、どんな想いがあって経営理念にしたのでしょうか?

西野社長
「近江牛を世界へ」は、会社をつくったときに最初に決めた“目標”になります。

僕たちがやっている事業は、近江牛を世界的なブランドにしていくこと。

僕は前職時代に飲食店を専門にしたコンサルタントとして従事しており、その中でも焼肉屋さんに特化した経営コンサルティングを展開していました。

その後、滋賀県東近江市にある、「滋賀食肉センター」という所でアルバイトをし、近江牛の歴史含めて様々なことを学び、この近江牛を世界的なブランドに広めていこうと考えたのが事業設立のきっかけになります。

スタートは守山駅の近くにある焼肉店からスタートでしたが、現在は飲食事業食肉卸事業、その他の飲食店さんのサポートをするコンサルタント事業の3つを展開しています。

「世界一夢中になれる企業」の“飲食事業部”

新田
なるほどですね。今3つの事業を展開されているという事なんですが、まずは飲食事業について詳しくお話をお伺いしてもよろしいでしょうか?

西野社長
これは近江牛を直接消費者の皆様に展開している事業になります。
僕たちは「近江焼肉ホルモンすだく」「近江牛ホルモン畜産すだく」の2つのブランドを展開しています。
※全国で50店舗展開

近江焼肉ホルモンすだく
近江牛ホルモン畜産すだく

「近江焼肉ホルモンすだく」では、主に正肉(ショウニク)といわれる部位をメインに販売しています。正肉は、カルビやロースなどをイメージしてもらえればわかりやすいかなと思います。

メニューページ
メニューページ

新田
メニュー見るだけでお腹が空いてきました笑

西野社長
どれも美味しいですよ笑
一般的に皆さんがイメージする地域にある焼肉屋さんという感じで、家族みんなでご利用いただくことが多いように感じます。

もう一つの「近江牛ホルモン畜産すだく」では、主に内臓を主力としたお店になります。

新田
な、ないぞうですか??

西野社長
はい、内臓です!ホルモンという言葉の方が多くの皆さんに知られているかと思いますが、近江牛のホルモンを主としたブランドを展開しています。

フードメニュー
ドリンクメニュー

新田
近江牛ホルモンが390円?!
生ビールが190円?!
利益的な話は大丈夫ですか。。。?

西野社長
大丈夫です笑
先ほどお話でも上がった通り、アルバイトをしていた食肉センターさんと深い関わりを持たしてもらってるお陰で、安く仕入れることができています。もちろん全商品が近江牛のホルモンなので、他の焼肉屋さんや居酒屋さんでは食べたことがない食感を提供しています。
新田
そうなんですね!

「世界一夢中になれる企業」の“食肉卸事業部”

新田
展開している飲食事業についてはわかりました!次は食肉卸の事業についてお伺いしてもよろしいでしょうか?

西野社長
こっちは近江牛を色々な企業様に届けている事業になります。
僕たちは卸ということで、実際にセリ場に行きお肉を仕入れているのですが、そこで捌いたお肉を今までは先ほど紹介した、「近江焼肉ホルモンすだく」と「近江牛ホルモン畜産すだく」に届けていたのですが、2020年を境に外販も始めました。

2024年7月施工完了予定の新工場図面

また、最近では国外のお話もいただき、東南アジアの国をメインに2023年からお取引を開始させていただいています。

現在お取引している国家

新田
創業からたった5年で経営理念通りに本当に世界に届けていますね。

西野社長
はい(笑)
僕も創業当時はここまで早く世界に届けることは難しいかなと思っていたのですが、がむしゃらに物事を進めていたらここまで進むことができました。

食肉卸事業では加工業にも力を入れています。実際に牛は50%が廃棄されるということもあり、僕らもSDGsの観点から様々な商品開発をさせていただいています。

新田
50%ですか?!それは凄く多いですね。

西野社長
そうなんですよ。それも数々の商品を開発しています。
先ずはタンを使った商品なんですが、これは牛タンで出せないタン肉をソーセージにしています。

牛タンソーセージ

次は牛の脂を使ったアイスで牛脂アイスです。
先ほど廃棄率は50%とおつたえしましたが、そのうちの60%が実は脂になります。こちらのアイスが、滋賀の牛乳と精製した牛脂をブレンドしたアイスとなっており、凄く滑らかでコクのあるアイスとなっています。

牛脂アイス

最後はペットフードになります。こちらはラング(肺)やタンの皮など人が食べれない部位を加工して作成しています。現在はワンちゃん用の商品で5つほどラインナップがあります。

ドックフード

新田
廃棄の部分もびっくりしましたが、いろいろな加工をしていて凄いですね!どういった形でこれらは商品開発がされるのでしょうか?

西野社長
ウチは商品開発部という概念はなく、毎月集まる会議の日にアイデアを収集して開発するという形をとっています。こうすることで、役職関係なく商品開発ができるのと、自分が持ち込んだ企画になるので、商品化までのスピードがとても早いです。
実際に、アイスとペットフードは上記の流れで商品化まで実現しました。今も色々な企画が進んでおり、この辺りは会社としてもっともっと推進していきたいと考えています。

新田
一般の社員さんまでアイデアを出して凄いですね。営業職じゃない私が考えた案も通りますでしょうか?笑

西野社長
はい!新田さんの企画お待ちしています笑
新田
ちゃんと考えます笑

「世界一夢中になれる企業」の“コンサルタント事業部”

新田
最後なんですが、コンサルタント事業について教えていただいてもよろしいでしょうか?カタカナだらけでイメージが沸かず。。。笑

西野社長
勿論です笑
先ほど飲食事業と食肉卸事業の2つの事業についてお話させていただきましたが、この2つをガムシャラに進めていったことで、僕たちにも「ノウハウ」というものを得ることができました。
それらを他の飲食店さん向けにアドバイスしていくのがコンサルタント事業の内容になります。

新田
なるほどですね!
色々な企業様と商談機会があると思うのですが、どのような形でサポートしていくことが多いのでしょうか?

西野社長
先ず国内向けのお話で説明すると、「焼肉店」をやりたいという方に「近江焼肉ホルモンすだく」のFCモデルのご提案が一番多いカタチです。国内で出展している50店舗の内、60%程がフランチャイズさんです。そういったこともあり、近江焼肉ホルモンすだくのモデルでご提案させていただくカタチが多いです。

フランチャイズ焼肉すだく

次に多いのが既存店の悩みに対してのコンサルティングになりますが、ここは大きく分けると「マーケティング支援」「マネジメント支援」「ファイナンス支援」の3つがあります。
この分野は、僕たちも創業当時から非常に頭を悩ますことが多い部分なんですが、僕たちなりにも正解は出せているので、今まで得たノウハウを基にサポートさせていただいています。

コンサルタント内容

新田
自分たちのノウハウを外に出すって凄いですね。
国内向けというお話もありましたが、これは国外もあるのでしょうか?

西野社長
はい!勿論あります。
国外は、基本的に焼肉屋さんの立ち上げをサポートするコンサルティングをしているのですが、3C分析といわれる調査を実施し、その国の特性などに沿った業態開発を実施しています。

E社報告書

調査部隊は全社員で、部署や役職関係なく行きたいと手を挙げた人が調査部隊になります。その為、ちょっとした海外旅行を味わうのも1つの魅力になるんじゃないのかなぁと思ってます。

香港PJに参画した2023年新卒入社の山﨑さん

新田
海外に行けて焼肉をたべるだけですよね。めちゃくちゃ良い仕事ですね笑

西野社長
勿論それだけじゃないですが、大部分は楽しいことばかりだと思います笑

「世界一夢中になれる企業」の“働く人たちについて”

新田
色々なお話ありがとうございます。
どの事業も魅力的で、働いている方たちも1つのことに対して「夢中」になって働けそうなイメージがあるんですが、何か理由があったりするんでしょうか?

西野社長
最初に話した「世界一夢中になれる会社」というのが僕たちのグループビジョンです。
これは、「全員が夢中になって成し遂げよう」という意味があるのですが、アルバイトさん含めて、総合近江牛商社の全社員が「夢中」になってほしいなという思いから、様々な事業を推進しています。こういったことの積み重ねから、今のイメージにつながっているんじゃないかなと思います。

新田
確かに私も夢中になりながら仕事しています笑
私は中途で2023年に入社していますが、採用のキャッチコピーは鮮烈でした笑

採用サイトTOPページ

西野社長
あの言葉で入社を決意する方も多いなと感じています。
これはあんまり褒めたことはないんですが、ウチの人事部長を褒めるしかないですね笑

新田
私もメンバーの一員になってるので褒めてもらえると笑

はい、ありがとうございました!
今後の会社の未来についてお伺いできますか?

西野社長
現在も「近江牛を世界へ」の経営理念を基に事業を展開していますが…
今後は対企業だけにとどまらず、地域や自治体、教育、スポーツ、など、事業領域の幅を広げて「近江牛」のブランド価値をあげていきたいと考えています。目標を明確にし、ビジョンを定め、それに沿った会社づくりをしていきます。近江牛を通じて、滋賀県を発信していきたいと考えています


いかがでしたでしょうか?

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