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家(誰かの胸の中)

私は家が好きだ。 それは、物質的な意味でも、精神的な意味でも。 昔からインドア派で、家の中でずっとだらだらできるタイプだった。家にずっと籠ることができる性分。 1人で過ごすのが好きだから、自分しかいない空間で、ご飯を好きな時に好きなだけ食べて、観たい映画やドラマを観て、好きな雑誌を読み返したり、鼻歌と呼ぶには大きすぎる声量で歌ったり。 秘密基地みたいな、手の届く範囲に好きなものがあるあの感じが心地良い。 建築を好きになってからは、建築物としての家も好きになった。街歩き

    • 冷房の効いた部屋

      毎日暑いですね。蒸されてる。 何もしなくても汗、な日々のため、蒸し風呂から冷房の効いた部屋に入る、あの快適さを感じる瞬間が増えました。 その度に思い出す言葉があります。 吹奏楽部だった時、「シンフォニア・ノビリッシマ」という曲を演奏したことがある。 ゴージャスで吹いていてすごく楽しい曲なんですが、 曲の雰囲気が変わる3:07〜、指導の先生が「暑い時に冷房の効いた部屋に入った時のイメージで」と指示したのをすごく覚えています。 3:07〜から聴いてみてください。本当に冷房

      • 清潔な味 | ソウル食い倒れ旅 前編

        清潔な部屋、清潔な服。 「清潔」の用途ってたかが知れていたけど、私はソウルで初めて「清潔な味」に出会った。 ソウルに行ったら食べたいものがたくさんあった。それは雑誌POPEYEのソウル特集を手にしたから。 そこには、魅力的な料理の写真と食べたくなる文章が所狭しと並べられていて、雑誌を開いては韓国料理への思いを募らせていた。 ソウルではそんなPOPEYEさまさまを持ち歩き、空腹の時間がないほど食い倒れる予定!!が、実際はそんなに思い通りに行かず、帰国後から今の今まで常にリ

        • 好きは考えるよりも前にあること

          確信めいたことは言えないけど、思い立って考え始めたことを残しておく! 私は今まで、幾度となく「好き」というものに救われていて、好きなものがあって良かったなってことあるごとに思っている。 歳を重ねるごとに好きなものが増えているから、その分良かったなと思うことが増える。 その中に、ドラマがある。 と言ってもドラマ全般ではなく、坂元裕二さんという脚本家のドラマ。私なんかが説明しなくても良いくらい有名な脚本家さんですが、恐縮ながら最近まで存じ上げなかったんですけど、今はサブスク

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          ネットに文章を残す理由を考えてみた

          感じたことを書こうと思っているけれど、わざわざこうしてネット上にあげる必要はあるのだろうか?とも思う。 そもそも、私がインスタの投稿や日記を公開しているのには、理由がある。 私は小さい頃から絵が上手に描けた試しがなく、ずっと絵を描いたりデザインすることが苦手だった。そのことにコンプレックスを感じていたわけではないけれど、入学した大学で芸術系学部の子と関わる機会が増えてから、絵を描けないことやデザインができないこと、何か作品を生み出せないことに引け目を感じ始めた。絵や漫画や

          ネットに文章を残す理由を考えてみた

          今までずっと猫が苦手だった人生に終止符を打ってくれた(かもしれない)猫ちゃんに出会った話。 私は特に猫に対してトラウマがあるわけでもなく、アレルギーがあるわけでもない。だけど見るのも避けているくらい猫が苦手だった。 猫が苦手でも生きていける、道で野良猫に遭遇して毎度ぎょっとするくらいで、生活に大きな支障があるわけではない。 でも、克服したいと思っていた。ずっと。 触れないどころか見られないほどなのに、猫を好きになりたいとまで思っていた。なぜなら、 私の好きな人が猫好き