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ネットに文章を残す理由を考えてみた

感じたことを書こうと思っているけれど、わざわざこうしてネット上にあげる必要はあるのだろうか?とも思う。

そもそも、私がインスタの投稿や日記を公開しているのには、理由がある。

私は小さい頃から絵が上手に描けた試しがなく、ずっと絵を描いたりデザインすることが苦手だった。そのことにコンプレックスを感じていたわけではないけれど、入学した大学で芸術系学部の子と関わる機会が増えてから、絵を描けないことやデザインができないこと、何か作品を生み出せないことに引け目を感じ始めた。絵や漫画やコンピューターデザインの作品を作る彼女たちが羨ましかった。

だからと言って、焦っていきなり同じように何かを作るのは、それも何か違うなと思っていたし、まず作れない(笑)。

そこで、私は文章が言葉が好きなことを思い出した。本の虫ほどではないけど、小説を読むのが好きだった。好きな作品の中で特に好きな部分をノートに書き出して空で言えるくらい繰り返し口にするのが好きだった。

それに、私は言葉にたくさん救われてきた。憧れの人が口にする言葉が背中を押してくれた瞬間が確実にあった。ついには、過去の自分の言葉に救われた瞬間だってあった。悩みがあった時期にインスタに投稿していた言葉をなんとなく読み返していたら、自分が落ち込んだ時にどうやって気分を上げていたのか、忘れかけていたことを思い出した。

拙くても、自分が感じたことを残していたいと思ったし、彼女たちが絵やデザインを通して自分を表現しているのなら、私は言葉で表現すればいいのだと思った。自分の中だけに留めておくこともできるけど、読み手がいるという意識があると文章も変化するし、あわよくば、あわよくば、自分の書いた文章を面白いと思ってくれる人がいたらいいなと思う。烏滸がましいけれど。

あとね、私には好きなものがたくさんあるということも理由になるかもしれない。お菓子、包装紙、ローカルフード、建築、アイドル、雑誌、季節、ファッション、音楽、小説、、、。

自分の大好きなものの良さを発信したい気持ちもある。好きというのは自分を救ってくれるから。自分が自分であるために必要なもの。

こうして書いてみると、結局は自分のことが好きな人みたい(笑)。でも実際そうかもしれない…。嫌いなところもたくさんあるけど、好きなものが明確にある自分が好きだし、自分から出る言葉を残したいのも、自分の好きなものを見せたいのも、少なからず自分が好きだからだと思う。

書くことで、自分の考えと向き合う時間になって、考えが整理されていく。気づいていなかったことも知れる。

こんな拙い文章を見られるのは恥ずかしい気持ちもあるけれど、でも、読み手を意識して文章を書くことを繰り返すことで得られることもあると思って続けていく所存!

まずは、続けられるかだね〜。乞うご期待!(自分に)

心斎橋にある大丸の入り口の天井、可愛かろ〜!
些細なことでもその魅力に気づける人でいたい

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