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起こった出来事に対して「なぜ」を追求しても仕方ない

こんにちは、ライフコーチを目指す公務員のshimaです。

あなたが職場でミスするのが怖いのは「なんでそんなミスするの?」と問い詰められる姿を想像するからではないでしょうか。そうなるのは小さい頃から親や先生、大人になってからは上司や同僚からそのような言葉を受け続けてきたからかもしれません。


「なぜ」という問いは苦しい

「なぜ」を追求しても起こった出来事は変えることはできません。人から「なぜ」と言われると自分が間違っていたことを説明することになります。

その結果、「完璧にできない自分はなんて駄目なやつなんだ」「自分が悪い」「人に迷惑を掛かけてしまった」と自分を責めてしまいます。

強い口調で問い詰められたら精神的な圧に拍車がかかって萎縮してしまいます。HSPであれば感情が揺さぶられて涙が出て頭が真っ白になり、言葉が出てこなくなるかもしれません。

人から言われなくても、あなた自身に「なぜ」と問いかける場合も自分で自分を苦しめてしまいます。

起きた出来事に対する「なぜ」という問いかけは、本来が完璧であるべきという「完璧主義」的な考え方です。しかし、完璧な人間なんていません。どんなに完璧そうに見える人でもミスをします。

では、ミスをしたときどう考えていけばいいでしょうか。

「なぜ」よりも「どうしたら」

わたしは「なぜ」ではなく、起きたことを受け入れて「これからどうしたらいいか」「どうしたら次同じミスをしないか」を考えるようになってグンと楽になりました。

「どうしたら」というのは未来を考えることです。よくある言葉ですが、過去は変えられなくても、現在の行動と未来は変えることができます

もしあなたの上司が「なぜ?」と問い詰めてくるタイプだとしたら、その人は部下のためではなく自分が知りたいという欲求を優先させてしまう人ではないかと思います。

最悪なのは萎縮するあなたを見て自尊心を満たしているような人です。そして自分の完璧主義を押しつけ、あなたに完璧な状態を求め続けるのではないでしょうか。

そんなのしんどすぎますよね。

変わらないといけないのは完璧にできないあなたではなく、適切な問いかけができない上司の方かもしれません。

あなたがミスすることに強い恐怖心があったり、起きた出来事に対して「どうしてこんなことに」と考えて辛くなっているなら、

「完璧な人なんていない。失敗しながら人は成長していく。」「起きてしまったことは仕方がない。ではどうしようか。」とセルフトークを変えてみてください。

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