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(88)第一印象は侮れない

「綺麗」と「美しい」は世の中の「害」になることはない

8年ぐらい前だろうか?
朝の情報番組の司会をされていた元女子アナからお話を伺ったことがある。

「綺麗」と「美しい」は世の中の「害」になることはない。「綺麗でいること」「美しくいること」は「立派な社会貢献」だと言っていた。

「綺麗」「美しい」にもいろいろある。
「見かけの美しさ」もあれば
「心の美しさ」もある。

もちろん「心の美しさ」が一番尊い。
外見ではない。

確かにそうだ。

しかし「心の美しい人」が果たして「外見」が醜いだろうか?
その「心の美しさ」が「外見」にもにじみ出ているはずと私は思う。

それがその人から発せられている「オーラ」。これが「氣」。

「おしゃれ」とは、
自分のためにするものではない。
人のためにするもの。
相手の目を楽しませるためのもの。

着ている、身につけている当の本人は
その全身を見ることはできない。鏡で見る自分は左右が違っているので本当の姿ではない。

突き詰めていくと、
「自分が着たい。自分が気に入ってる。」というよりも、むしろ「相手が望む私」に応える、それが「おしゃれ」。「ぜいたく」とは次元が違う話。

自分が着たい服を着て相手を不愉快にさせてしまうのならば、それは「おしゃれ」とは違うように思う。

さらに第一印象は「7秒」で決まる、と言われている。その「7秒」で勘違い・誤解されてしまうと、取り戻すのに数年(記憶が正しければ7年)かかるという。

『メラビアンの法則』
<情報の種類 概要 影響度>
①視覚情報 見た目、しぐさ、表情、視線 55%
②聴覚情報 声の質や大きさ、話す速さ、口調 38%
③言語情報 言葉そのものの意味、会話の内容 7%

初対面は「視覚情報」が半分以上。「心の美しさ」が一番尊いにしても、「見かけの美しさ」も非常に大切だと元女子アナはおっしゃっていた。

「第一印象」は決して侮れない。


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