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こどもの急変時に学んだこと

助産師を目指して大学院に通うママサポートカウンセラーの清水加代です。
子育て支援センターや助産院、オンライン等で
子育て相談会を開催しています。
妊娠出産育児のことはもちろん、
女性特有のトラブルや不安を一緒に解決していく活動を行なっています。

 私がnoteを始めたきっかけとなる出来事がありました。今日はそのことにも触れながら、こどもの急変時の対応についてお話させていただきます。

 3歳の息子が6回目の痙攣を起こしました。
前回は去年の11月で約10ヶ月ぶり。
朝から38℃台が続いていたけど、機嫌良く寝たり起きたりしていたので様子を見ていました。

22時ごろからぐったりし始めて40.3℃
表情が乏しくなりだして、痙攣を起こす前兆のような(息子の場合は、半目になる)ものが…
右上に一点凝視から始まり、唾液がだらだら
唇が紫色になって、カラダがビーンと強張る。
何回見ても慣れるものではない。
この数分がもう何十分にも感じるし、生きた心地がしない。
119番に連絡した。
経緯を焦りながら伝えてる途中で、意識が戻りそうで戻らない。今までならすぐ伺います。って言ってくれてたところ
「どうしますか?救急車使いますか?」って言われて…へっ⁉︎どうしたら良いの?
この状況だったら夜間救急か?
もう分からん‼︎
「夜間救急行きます。」と言って電話を切る。
変な世間体を気にする自分が出てしまったような気がした。
夫が帰宅して、救急車使って行った方が良いという言葉でまた揺れる。
結局5分くらい意識が戻らず、救急車を呼んだ。

 救急車の中で「どうしたら良いか分からず、救急車呼んでしまいました。」と伝えると
救急隊の方が「迷ったら呼んでくださいね。万が一がないのが私たちは1番嬉しいので」と。
この言葉にどれだけ救われただろうか。
そして、今日診てくれた医者の言葉…
「ダイアップというお薬を使って2度目の痙攣を起こさせない方法もあります。ただお薬なので副作用はもちろんあります。お母さんはどうしたいですか?」という声かけもそう。
選択肢を与える伝え方ときちんと顔をみて言ってくれるだけで安心する。
 
 医者によっては薬を使う前提で
「ダイアップ(おしりに)入れときますね」と
顔も見ずに言われたこともある。

 毎回、息子の痙攣で救急車にお世話になる度に様々な医療者の対応をみて私自身が学ばされる事ばかり。
 特にこどものこととなると不安からパニックが起きる状況もあります。
そんな時に、どんな言葉かけをされるかで、落ち着きや戸惑いを助長する。
特に医者などの医療者からの言葉の影響は大きい。
看護師として私が行う母達への声かけ1つ1つが、母や家族がこどものためを思い選択したことへの自信となることも、より不安にさせてしまう
可能性があることを再確認できた。
今日の出来事を忘れずに活かしていこう。

〜母と子のペースで♡
色んな選択肢が広がりますように〜

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