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Fラン大学出身者が東証1部(現プライム)上場企業に内定をもらった時の話。

はじめに。


はじめまして。
トマトスライスと申します。
私は現在、不動産系の企業に勤める33歳の男です。
前職では新卒入社で、東証プライム上場の小売業系企業に勤めていました。

今回このような記事を書こうと思ったのは、就活への不安を感じている人が多いことをネットで知り、私の体験談で少しでも役に立てれば思いまして書こうと思ったのがきっかけです。
昨今の不安定な情勢もあり、上場企業への需要が高まっているのかなと思いまして、33歳のおじさんの11年前の新卒採用時の経験談をここに書いてみようと思いました。

企業側の学歴を活用した採用制度は、非常に効率がいい制度となっていますので、恐らく無くなることがないと思っています。
その為、志望する企業によっては、低学歴の大学の出身者への高いハードルは今後も存在すると思っています。
やりたいことや入りたい企業は人それぞれだと思います。やりたいことがある人は企業名や規模に捉われず、是非それに突き進んで欲しいです。



本記事では、
・私が内定を貰う為に大切だと思ったこと
・内定を貰う為に意識したポイント
・実際に私が内定を貰った際にアピールした話
・経験談の解説
・当時の経験から考えるポイント
を書いていきたいと思います。


◇免責事項◇

〇私は新卒採用担当ではないので、勤めていた企業の採用基準は全く知りません。
ですので、同じように行動したら内定をもらえるとか、そういう類のものではないということを重々承知いただけますと幸いです。
あくまでも経験に基づいた話になりますので、経験者からのアドバイスと思って頂けますと幸いです。
〇今回の記事に出てきます、採用面接の内容等は例題になりますので、その内容が出たと確約するものではございません。
〇私は文章を書くのが得意ではありません。その点も合わせてご容赦ください。一生懸命書いてます!
〇当時、本記事の内容まで考えていたかと言われると、そこまで考えてませんでした。中途採用面接も受けているので、その時に改めて振り返った際の内容になります。


◇内定を貰う為に1番大切なこと

結論から言いますと、内定を貰う為に一番大切なことは、「経験」です。
内定を貰う為には採用試験を突破しなければなりません。
書類選考、学科試験(SPI)、グループワーク、面接等が採用試験の中にあると思います。
そこそこ話せる人には面接等は怖くないと思いますが、問題は書類選考です。
我々7流大学の人間は、ここでのアピールがパッとしないと即落とされてしまいます。
そこで、人が聞きたくなる経験談が必要という訳です。
お金持ちの家庭の方はお金の力で経験を買えたりします。また、高学歴の方々は、勉強頑張ったというだけで学歴という実績が付いてくるので、その点は努力した。という言葉は使えそうですよね。
訳分らん研究とかでもなんかすごい努力してそうって思えてしまいますよね。
ここに負けないための経験談を用意する必要があります。
ほとんどFラン大学生さんは負けてしまうと思ってしまうかと思います。
"採用担当に興味を持ってもらう”という意味で負けないようにしていくこから始めることで書類選考のふるいに落とされづらくなります。

その為、採用担当が会いたくなる「経験」を伝えることが必要です。
自分が大したことがないと思う経験も考え方、伝え方、表現方法次第で採用担当の心に引っかかることがあると思っています。


◇内定を貰う為のポイント

内定を貰う上で大切なポイントを整理して解説していきます。

1.経験

上記にも記載しましたが、経験が一番大切です。
そして、その経験を細分化して伝える必要があります。
ただ、『何かを頑張りました。』『これをやりました』だけでは伝わりません。
細分化することでエピソードに厚みが加わります。
ESには簡潔に書き、面接時に採用担当に深堀って貰うようにしましょう。
経験談の中でも、

・頑張ったこと
・頑張ろうと思ったきっかけ
・頑張る目的(頑張ったうえでどうなりたいと思ったのか。)
・頑張る中で工夫したこと
・頑張る中で苦難に直面してつらかったこと
・その経験を応募する企業でどう生かせるか
・応募企業でこの経験では足りないこと

などは話せるようにまとめておきましょう。
上記をまとめておくと、エピソードトークにストーリー性が増して、話の説得力が増します。面接時にツッコミが入りづらかったり、入ってもカウンタートークを出しやすくなります。一つの経験談を深堀する際に大体上記の内容を聞いてくることが多いです。

一気に話す内容ではないですが、整理して話せるようにしましょう。



2.企業分析を徹底的にすること。


経験の次に重要な事かもしれません。
なぜ、企業分析が大切かというと、
「自分の経験を、志望する企業の社風や方針に合わせれるようにプレゼンする」
という目的があるからです。
相手を知ることで、戦い方が分かります。
私が企業を知るために見ていたところは以下になります。

1.HP 2.採用サイト 3.企業のインタビュー記事等
この3つでネット掲載されているものは全て見るようにしていました。


上場企業はホームページをしっかりと作り込んでいて社長のメッセージや会社方針などがちゃんと記載されている場合が多いです。
採用サイトでは『どんな人材と働きたいか』など、ほぼ答えと思える内容を書いている場合もあったりします。
企業のインタビュー記事は人材戦略とかを書いていることがあることがあります。『これから起業戦略上どのような人材を求めるか』書いてあることがあります。
これらを読み解いて"志望する企業がどのような経営方針を持って人材戦略と採用活動しているか"を知り、自分の経験の中で特に企業側の方針と一致する部分をアピールすると企業側も受け入れやい人間と思ってもらえます。

また、エントリーシート(履歴書)を記入する際の参考にもなってきます。

3.ES(履歴書)

ESは最終面接並みに重要です。(さっきから重要ばかり言ってますが)

学歴だけで足切りされてしまう場合は諦めるしかないです。ですが、内容をちゃんと読んでくれる場合もあります。
ここで採用担当者を惹きつける事が出来るかがポイントになります。
そこで、以下の3つを意識して書いてください。

①.誤字脱字
②.企業分析に基づいた志望動機
③.経験談に基づいた自己アピール

上記が重要なのですが解説は以下になります。

①.誤字脱字

こちらは言わなくてもお分かりでしょうが、絶対無しにしましょう。
採用担当者次第では嫌われて不採用になります。気にならない採用担当者も恐らくいると思いますが、確率論の話になりますのでマイナス印象は無くしておきましょう。


②.企業分析に基づいた志望動機

志望動機の書き方の説明になります。
企業分析をして企業の『事業内容と経営方針』から会社と共に成し遂げたいことや共感できた部分を志望動機として書いていきます。
当然、他に強烈な志望動機がある場合はそちらをメインで書いていただいて問題ございません。
ですが、そのような志望動機は基本的に少ないと思います。

その為、以下のような感じで書けるように企業分析を進めれるといいと思います。
例:
貴社の〇〇を読んで経営理念に共感して志望した→共感した理由として〇〇な経験をしてこういう考えを持った→今持っている考えは、働く上で一番大切にしたい考え/価値観です。→私なら御社と共に〇〇を実現できる/御社と共にお客様満足を達成させたいと強く思って志望した。

という感じで書いていくと志望動機と経験について一貫性が出てくるので説得力が高まります。
事業の内容に言及する場合は、応募する企業が業界内で差別化しているポイント(運営方針、手法、特性)について言及するようにしてください。
その特性について、自分がやりたいことや成長したい内容について照らし合わせられるといいと思います。
例えばですが、低価格商品を扱っている企業に対しては、なぜ低価格の商品を自分は売りたいのか。を話せるといいと思います。
そのために業界研究もしっかりとしてきましょう。
上記は企業研究していることが企業に伝わるので印象が非常に良くなります。

また、個人的意見かもしれませんが、
私はキラキラしたワードがとても好きです。
”夢”とか”愛”とか“楽しい"とか"嬉しい"とかですね。
話相手の感情に響きやすい言葉を使うのって様々な人の気を引きやすいと思っています。
中途採用面接を今でも受ける時があるのですが、結構使ってます。
(33歳にもなると少し恥ずかしいんですが、、、)
『夢だから長年頑張った。だから御社に入りたい。』とか、『挫折したことがあったけどお客様の笑顔が嬉しくて頑張れた。』とか『しんどくても成果が出るのが楽しくて頑張った』とか結構響くと思うんです。
そういう言葉を使ってみるのもいいと思っています。
私が小売企業の店長をしていた時に、アルバイトの面接で『ここで働くのが夢で、高校卒業して最初に面接に来たんです。』と言われたことがあり、気持ちを動かされた経験があるというのもあります。

③.経験談に基づいた自己PR

志望動機とも繋がってきますが、自己PRで話すのは、
”私の経験が御社の経営に役立てます”
ということです。
ですが、新卒採用では確実に役立てますということはなかなか言えないですし、言うのに勇気がいりますよね。
ですが、落ちるくらいなら、強気で熱意をもって伝えることに意味があると思います。
自分が経験した、スキル・考え・仕事に対するスタンス・を伝えていくようにしましょう。
特に、仕事に対するスタンスは追及がされづらいです。
前出のキラキラワードとかは何となく人を説得する力があると思っていますので抵抗あるかもしれませんが、試してみてください。
『この仕事でお客様にありがとうと言ってもらった経験が忘れられません。御社でももっと奥のお客様をもっと笑顔にしたい。』と言われたら突っ込みづらいですよね。
それでも突っ込まれるとすると、『大体何でうちなんですか?ほかでも同じことしてますよね??』
と聞いてくるので、企業分析した差別化されている部分でカウンターしていきましょう。


最後は熱意かと思いますので、熱意の表現を声量だけでなく響く言葉で説得するイメージです。

4.一貫性があるかどうか

志望動機と自己アピールとの一貫性を持たせると説得力が上がります。
志望動機では企業を分析し、企業を知ることで自分の経験と描いている人生像と合う点を書いていきます。
自己アピールでは経験で得たスキルや知識を活かしたい、そこから得た自分の長所を生かし短所を克服し成長したい希望を書いていきます。
その2点での一貫性を持たせることでエピソードの信憑性に繋がっていきますし、1つのエピソードで話したいことが沢山話せますので、一貫性を持たせるようにしていきましょう。

5.性格診断(SPI)

学科試験で学力に重視を置く企業ですと勉強の対策が必要です。その場合は受かりません。気にしないようにメンタルを保ちましょう。
ですが、中には学力重視ではない企業もあります。そういう企業に対しては性格診断がポイントになります。
企業には性格があります。
そして、性格が合う人間と一緒に働きたいと考えるのが当たり前かなと考えています。
その為、企業分析の中でも、経営理念、行動規範等から企業の性格を読み取る事が出来ます。どんな人間が働いているかも想像する事が出来ます。
選考では性格診断があったりするのでその時に、読み取った性格っぽい回答を性格診断で入力する。わからない点は当たり障りのない、ポジティブな印象の回答をすることで、企業への印象は変わると思っています。

◇トマトスライスが内定をもらった時の経験談


私が内定を貰った時のES経験談は、
『コンビニでのバイト経験』です。

大層な経験談で就活はしておりません。
学生時代は、サークルにも入っていない。部活もしていない。留学やインターンといった経験もありません。
今となるとお恥ずかしい話ですが、本当に遊んでばかりの学生でした。

はじめから、コンビニの仕事に対して頑張ろうという気持ちがあった訳ではありません。ですが、最終的に人に胸を張って頑張ったと言えた経験になっていったのではないかと思います。

なぜアルバイトを頑張ったのか。というと、怒られたくないとか迷惑かけたくない心理が働いたことがきっかけです。
初めは、お客様や店長から怒られたくないと思い、自分なりに頑張ってました。
それでも、接客業って、態度悪いと礼儀がなっていないとか些細なきっかけで怒られること、ちょこちょこあります。(自分ではちゃんとやっているつもりでも声が小さいこととか、表情が硬いことが不愛想と捉われたりします。)
そうなると、精一杯愛想良く振舞うことが怒られないための唯一の手段だなとあるとき気付きました。

自分なりに考えて仕事をしていく中で常連客から気に入られて仲良くなったり、お褒めの言葉を貰うことが出てきて仕事が楽しくなってきます。
その”愛想良く仕事をする”ことが接客してるうちに"お客様を喜ばせる“こと。に進化してきした。
以前は、よく店長やオーナーに怒られていたのですが、出来るようになったら褒められて、成長を認められてうれしかったことも大きかったです。

その時のやり方とか気持ち、考え方をキラキラする言葉でESに書きました。工夫したスキルもですが、気持ちの内容が多かったと思っています。

もちろん、アルバイトの仕事の仕方は就活の為とかではなく、後付けで就活に活用していったものになります。
何か自分で考えて変化したことや頑張ったことは内容に限らず、アピールできると思いますので、立ち止まって振り返ってみてください。

◇参考例:トマトスライスの経験談で話した内容のポイント

当時のESは残っていないかったので、ESと面接合わせてアピールした内容になります。
流石にうる覚えなので、多少脚色ついているかもしれません。

採用頂いた企業の印象:
・大手小売企業
・お客様第一主義
・成果主義
・ベンチャーマインド

上記のような印象を持った企業でした。
そのような企業に対してアピールしたことは以下になります。


1.お客様に喜んでもらうためにサービス。

→『”愛想良く”接客することです。元気な挨拶、笑顔、スピード、正確性、丁寧さを大切にしてました。
特にスピード面ではお客様の目線に立ったスピードを意識しました。
当時、私は常連客のタバコの銘柄を全員覚えていました。朝は急いでいる人が多いので、時間をロスしたく無いだろうと考え接客を早くするためです。自分も喫煙者で朝たばこを買うとき、目の前に買うこれから買う商品があると感動すると思います。私も活舌が悪くて、中々伝わらなくて買うのに時間がかかった経験があるのでここを改善したら喜んでもらえると思って行動するようにしました。』


2.元気な挨拶と感謝の気持ちをしっかりと伝える。

→『単純に愛想がない接客が嫌いだからです。
挨拶がないとか返事がないとか自分がお客様だったら寂しく感じるので、そういう思いをして欲しくないと思って行動していました。
私は買い物をするときに元気の良い接客は気持ちいいと感じます。
お客様に接客態度で気持ちいいと感じてもらえたら、その仕事が楽しいと感じるので、常に丁寧な接客でお客様と接していきたいと思います。』

3.上記の経験を人に気持ちを込めて教えることができる。

→『お客様が感じる感情、自分が楽しいと感じた経験を店長になった時に部下に教えることができます。
また、お客様の立場に立った接客を教える事が出来ます。
お客様のために仕事をする事が楽しい従業員が増えたら、新規のお客様が増えるんじゃないかなと思ってます。』

教え方は、当時未熟な部分があると認めた上でこれから学んでいくと伝えました。

面接やエントリーシートではこんな感じのことを話したと思います。
面接で深ぼられていくので、エントリーシートはお客様に喜んでもらいたい、また、店長になったらそういう人材を育成して店舗としてお客様を喜ばせたい。という気持ちを全面に出していました。

ちなみに、『新規のお客様が増えるんじゃないかなと思ってます。』
と話してしまっていたのですが、これは当時面接官からFBを頂きました。
『リピーターが正解だよ』と言われました。
それでも内定を貰えたので気持ちで突破できることもあるのかな?と思っています。



◇当時の就職活動から考えるポイント


当然ですが、コンビニのアルバイト経験で全ての企業に受かるわけではないと思っています。個人的に運が良かったと思っています。
ですが、運だけでなく振り返ると、選考の対応以外でよかったポイントがあると思っています。
ターゲットにした企業が良かったのか?と思いましたので、振り返りから感じたことを書いていきたいと思います。

1.新規事業は狙い目?
2.応募業界を絞る。
3.不人気業界?は狙い目?

1.新規事業はねらい目?

大企業の新規事業会社は狙い目なのかなと思っています。
理由は社風や会社の状況に合う人材を見ているのかなと思ったからです。
私も、入社した会社は新卒採用1期生として入社しました。
入社時の会社の雰囲気は、とても勢いを大切にしている会社のように感じました。
また、仕事のスピード感、少数精鋭での業務、整っていない設備など、大手グループ企業ではあるものの、『全速力で走りながら考えて実行する』というイメージでした。
その為、上記の状況についていける、むしろ考える前に行動するくらい勢いのある人材が必要なのかな?と思いました。
正直、当時は時間や運営資金に余裕を感じなかったです。
理念や業務に共感出来ないとついていけない環境だったので、企業や仕事に対しての価値観、姿勢を見ているのかな?と思いました。

また、当時の上席や先輩が良く言っていたのが、『有名な姉妹企業とは同じ会社を作りたくない。育成方針はうちの会社らしくいきたい』
と言っていました。
そこを考えると、いろんな人を見て決めたいのかな?と思いました。

※注:完全な新規事業ではなく、ある程度軌道に乗って新卒採用をし始めたタイミングになります。

2.業界を絞る。

受ける業界は1つの業界に絞った方が絶対にいいです。
なぜなら、志望動機に説得力が増すので選考も通過しやすくなります。
業界絞った就職活動にしていると、『小売業しか受けていないの?』と聞かれることが多いので答えやすいです。
私も新卒の時に応募した企業は、アルバイトをしていたコンビニの正社員(本社採用)、入社した企業、親の勧めで応募した日本郵政のみです。
日本郵政は一次選考で落ちました。
選考の際も上記3社の選考状況を正直に伝えました。日本郵政は親の勧めです。と正直に回答しました。

3.不人気業界は狙い目?

私の経歴の話になるのですが、当時の小売業、現在は不動産業で勤めています。どちらもあまり人気がない業界ではないかと個人的には思っています。実際に働くと成果が見えやすいことが楽しかったり、今後の人生に役立つ経験を積めたり、人脈が広がったりします。
(どちらの業界の仕事内容も、経験を積んで出来るようになるとめちゃくちゃ面白いです。)
ですが、これら業界もブラック企業が多いイメージをお持ちの方もいるんではないでしょうか。
私が新卒の就職活動をしているときは、対外的に見た小売業の店長の評価はは低いという声を聞いていました。
実際の待遇は働いてみないとわかりませんが、印象は良くないんじゃないかな?と思っています。
その為、不人気業界の就活生は応募数が少なかったりするんじゃないかと考えています。

※余談ですが、
当時の小売業も現在の不動産業も人間関係は超良好、数字への追及はほとんど無し。でした。
KPIの達成に命かけてる印象があるのでどちらも死ぬほど忙しいです(笑)


4.小売業のアルバイトの経験談をアピールしたい方へ

『誰”と"どのような項目”で成果を上げたのか。』
この点が、ごちゃごちゃすると話が伝わりづらくなります。
小売業は成果が見えやすく話しやすいので、アピールできる項目を分けていきたいと思います。
私はCSに関する事を書きましたが、そういった内容をたとえ嘘でも書きたくないという人もいるかと思います。
そういった方々のためにアピールできるポイントを細分化してアドバイスさせて頂きます。


①:誰と成果を上げたのか。
・自分一人で成し遂げたこと
・他人を巻き込んで成し遂げたこと。

があげれます。
どちらがいいということは言い切れませんが、個人的には『他人を巻き込んだ経験』の方が興味があります。
どの企業も店舗やチームを組ませて、将来的に管理職にするという思惑は多いと思います。
勿論、企業よっては、個人で成し遂げたことに興味があるところもあると思います。
徹底力があることや、工夫、発想の着眼点に興味が持てる内容だと効果的かなと思います。
一概にどちらがいいとは言えませんが、自分が自信をもってアピールできるようにしていきましょう。

次に、仕事内容の内訳です。何をやって成果を上げたのか以下の項目の中から説明できると伝わりやすいと思います。


②仕事の内訳の大分類。
・CS/サービス関連
・部下育成
・売上改善
・オペレーション改善

のどこかで話せるといいと思います。
ここの項目で注意が必要なのはも細かく切り取りすぎてしまうことです。
例えば、接客態度、育成手法、売場改善、発注etc。。。。。
アピールできる項目は増えますが話が薄くなるので、あくまで上記項目(・CS/サービス関連・部下育成・売上改善etc)を達成するための手段として話していきましょう。

例えば、部下育成を取り上げたときに店舗課題が売上改善だったとします。
こういう場合、店舗課題の売上を改善するために、部下と育成した。
売上の中でも、客数に課題があった。
新規客獲得は限界があるので、常連(リピーター)を作るための対策を打った。
現場を見て、従業員から意見を貰い、接客に課題があることに気付いた。
接客態度が悪く、笑顔から教育した。
本社のSVも巻き込んで一緒に施策を考えてトレーニングすることによって、客数が前年比120パーセントまで改善した。

てな感じだと説得力湧きます。
笑顔が良くなくて指導した。良くなった!と伝えてもそれはただの感想ですの数字も用いれると伝わりやすいと思います。


◇まとめ

長い文章になってしまいましたが、お読みいただきありがとうございます。
いろいろ書かせて頂きましたが、簡単にに言うと、、、、

受かりたい企業の事を
企業分析でとにかく知って、
その企業が求める人物像を演じ切る(自分の経験を通して演じましょう。)ことが重要です。

その為に経験を積むことが重要ですが、勉強だけでなく、アルバイトなども非常に有効ということを心にとめて頂けましたらと思っています。
長く努力してきた経験ほど言葉に重みと説得力が出てきます。
入りたい企業に通じる経験を深く伝えられるようにしていきましょう。
また、自分にとっては"ちっぽけな経験”でも誰かにとっては貴重な経験かもしれないので、是非振り返ってみてください。

また、業界を絞って応募することで話の説得力UPに繋がります。(その業界しか受けてなければ本気だなと思えますよね。)
新卒入社で希望の業界に入社出来ないという失敗を恐れてしまうかもしれませんが、転職でキャリアを積んで再挑戦することも可能ですので、新卒のタイミングが全てと思わずに1つの業界を勝負することも一つの手です。

新卒採用試験で絶望すること絶対にはありません。
なんなら落ちても失敗ではありません。

諦めずにいろいろな角度で挑戦すればいつか理想のキャリアが描けます。
上場企業などは新卒で難しくても経験次第で入社は余裕で可能です。
今回は新卒採用に関して書きましたが、ここは一つの通過点です。
上記のような考え方は転職時にも役立つと思いますので是非活かしてみてください。

皆様の就職活動に少しでも貢献出来ましたら幸いです。








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