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ASDとADHD息子、療育センター受診

療育センターを予約して受診までは約3カ月でした。だいたい平均して半年くらいはかかるとの事。受診した時、息子は5歳になっていました。

療育センターではまずWISC(ウィスク)という検査を行いました。知能やどんな事が苦手かなど分かります。うちの子は、知能的には問題はないが、「視覚優位」で耳からの情報が定着しにくいというお話でした。

最初の診断は「高機能自閉症」と「ADHD」でした。後に「アスペルガー症候群」という追加の診断をもらう事になります。これがASDと言われるものです。

療育センターの主治医になった医師は、
「この子をこのまま放っておいたらきっと不登校になりますよ」
これが青天の霹靂というのか?!ビックリすると同時に慌ててしまいました。
この医師はこれから熱意を持って接してくれ、中学生になった今でも気になる事があれば相談に乗ってくださいます。

小学校は支援学級に入れるか随分と悩んだ。夫は反対した。だけども、不登校という言葉が私にとって重くのしかかり、療育を充分にしてからそのうち支援級を卒業するつもりで入れました。
幸い、小学校には支援級の情緒クラスというものがあり、息子の他にも同じ学年で3人がアスペルガー症候群という子が一緒でした。

また、放課後デイサービスにも入れました。
この「放課後デイサービス」がとてもとてもよかった。内容は後日アップします。見学に行った時の感想は「息子みたいなのが信じられないくらいいっぱいいる。。」でした。

服薬については数ヶ月悩んだけれど、今のままじゃ小学校の授業を聞かないだろうし、人に迷惑をかけまくるだろうと考えたから、今の時期だけと考えて服薬する事にしました。
アスペルガー症候群の子に処方されるお薬は2つ試しました。「エビリファイ」と「インチュニブ」。
「インチュニブ」が合うようならいいという事でしたが、服薬すると何故かおねしょを毎日するようになったので、うちはエビリファイを飲んでいました。
ADHDが強いようなら「コンサータ」というお薬もあると聞きましたが、うちはエビリファイのみです。
夜に服薬していましたが、今まで寝付きが悪くて30分から1時間は入眠にかかっていたのに、エビリファイを飲み始めて急に5分くらいで寝るようになり、それだけでも大助かりでした。本人も夜の不安から解放されていたように思います。
ちなみに、服薬期間は2年くらいでした。今は飲んでいません。

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