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「防具」を身に付ける (起業への道)

私は、
「起業するなら副業で始めると良いですよ。」
という、推し活をしています。

そして、
「起業は、RPG(ロールプレイングゲーム)のようなものだ。」と意識しています。
「そんな訳ないだろ!」と言われそうですが、
お時間ありましたら聞いて下さい、この詩を。


RPG(ロールプレイングゲーム)において

ゲームを始めると、
「武器」は何かしらを持ってたりしますが、
「防具」は何にも無かったりします。

「そもそも、武器と防具って何?」という人もいるかもしれません。
私は、こんな感じ(↓)だと認識しています。

【RPGにおける武器と防具の定義】
(武器)
敵に与えるダメージを増やす道具。
(防具)
敵から受けるダメージを減らす道具。

敵を殴ってダメージを与え、
敵から殴り返されてダメージを受け、
先に体力が無くなった方が負ける。
そんな「ストロングスタイルなRPGの世界」において、
武器と防具は最重要なツールです。

ゲームによっては、
序盤は「敵の攻撃」など大した事なく、
防具が無くても武器でガンガン殴っていれば何とかなったりします。
それでもターン制RPGだと必ず殴り返されますので、だんだん「防具、必要だな。」となってきます。

このように、RPGにおいては
「まずは武器!つぎ防具。」という感じではないでしょうか?

起業において

起業においても「武器」と「防具」は重要です。
しかし、
RPGのように「まずは武器!つぎ防具。」ではなく、
「まずは防具!つぎ武器。」くらい
「防具」は重要かもしれません。

なんでか?

そもそも、「起業における武器と防具とは何か?の定義」が必要となります。
私はこのように(↓)考えています。

【起業における武器と防具の定義】
(武器)
収入を増やす具体的な手段。
ラーメン屋さんであれば、
「ラーメンをつくる事」。
作家であれば、
「執筆する事」。
(防具)
支出を減らす具体的な手段。
経費削減。
節税(税金の知識)。

「経費削減が防具となる」というのは何となく
イメージがつくかと思います。
しかし、「経費は事業により様々なので、
削減方法も様々。」です。
なので、ここでは割愛させてください。

税金はどうでしょうか?

所得税、
消費税、
事業所税、
住民税、
社会保障などなど。
たくさんありますね^^

「事業主という冒険者」に対し、
「多種多様な税金攻撃」が降りかかってきます。

「これら税金攻撃の一番厄介な点」は、
「初めて起業した冒険の初心者」を、
「いろいろあって訳がわからない。
恐ろしい。。」と惑わす、
「幻覚魔法の効果」ではないでしょうか?

「気合を入れて大きな事業を始めようとしている人」ほど、この税金攻撃に惑わされます。
「起業したいけど、税金のことがわからな過ぎて歩が進まない。時間ばかりが過ぎていく。」
は、完全にこの魔法にやられてますね。

しかし、
「税金攻撃に対する防御方法」は、
「事業によらずだいたい一緒」です。
「税金の基礎知識という防具」を身に付ければ、恐れるものではなかったりします。

税金の知識の基礎

とりあえず、こんな感じ(↓)でしょうか?
間違ってたらゴメンナサイ。


「事業」であれ「株」であれ「ご用伺い」であれ、お金を稼いだら(課税所得を得たら)税金を納めなければならない。
その「税金を納める方法のとっかかり」が、「確定申告」。
確定申告を正しく行えば、後日「各種税金や社会保障費の請求書」が届く。

「課税所得」とは?
下記で計算される。
「課税所得」=「収入(売上)」-「支出(経費)」-「所得控除」。
「収入を得たが、経費と所得控除を合わせるとマイナス(赤字)。」であれば、「納める税金が無い(課税所得が無い)」ので確定申告を行う義務が無い。

「サラリーマンの副収入」の場合、「収入(売上)」から「支出(経費)」を差し引いた金額がプラス(黒字)でも、それが「年額20万円以下」であれば、「確定申告で申告する義務」が無い。
「その程度の金額であれば課税しないよ。
住民税以外はね。」という扱いになる。

では、「上記③に該当する場合、住民税はどうなのか?」。
役所に赴き、申告する必要がある。

このように(↑)、
サラリーマンには「副収入があっても、それが年額20万円以下であれば課税しないよ。住民税以外はね。」という特権があります。

例①「起業の目的は小遣い稼ぎ」の場合

「課税されない範囲」に抑えると良いですね。

サラリーマンでしたら、
事業(起業)による稼ぎ(所得)が、「年額20万円以下」。

主婦(主夫)でしたら、
事業による稼ぎ(所得)が、「48万円(基礎控除)以下」。
しかし、
「パートやアルバイトで103万の収入がある。」の場合、
そちらで「給与控除(55万円)と基礎控除(48万円)の合計103万円の控除を使い切る」となるので、「起業による稼ぎ(所得)」は全て課税される事になります。
いわゆる「税金の壁(103万円)」ですね。

学生でしたら、
基本的には事業による稼ぎ(所得)が、「48万円(基礎控除)以下」。
基本的に主婦(主夫)と同じく「税金の壁」がありますが、条件を満たせば「勤労学生控除(10万円)の対象」になり、税金の壁に当たっても、
「事業による稼ぎ(所得)は、10万円以下であれば課税されない。」になるそうです。
この記事の執筆にあたってググって得た知識なので、間違ってたら本当に申し訳ございません。。

このように、
「事業による稼ぎ(所得)が、課税されない範囲(金額)。」であれば、
確定申告を行う義務がありません。

「赤字になり難いスモールビジネス」なら、「開業届け」を提出する必要もありません。
「青色申告承認申請書」を提出する必要もありません。

「住民税以外の税金の事は、気にしなくて良い。課税されない。」という
「最強の防具」を身に付けられました。

住民税の事は、ググってみてください。
「副業が会社にバレるかどうか?」とか、
いろいろ出てくるかと思います。

「起業した事業が、赤字になる可能性がある。」の場合、
下記キーワードでググってみてください。
「確定申告や手続きを行うメリットの情報」が出てくると思います。
 ・損益通算
 ・繰越控除

例②「将来的には起業した事業を生業にしたい」の場合

節税のため、早めに下記を理解する事(防具を身に付ける事)をお勧めします。

開業時に税務署に「開業届け」と「青色申告承認申請書」を提出すると、
以下のメリットが得られやすい。
 ・青色申告特別控除(10万円~65万円)が受けられる可能性がある。
 ・「雑所得」ではなく「事業所得」として扱われやすい。
(事業所得として扱われると)
 ・「経費として認められる支出」が増えやすい。
 ・他の所得と「損益通算」が出来る。

武器より防具が「大事」?

「大事」というか、
「武器より先に、防具を身に付けた方が良い。」です。

何故か?

「事業の武器」は大事です。
当たり前ですよね。
それが直接「売上を立てられるかどうか?」に関わってきます。
ほとんどの事業で「競合との争い」が必要になります。
「売れるかどうか?」が「競合に勝てるかどうか?」にかかっているため、
武器は永遠に鍛え続けなければなりません。

それに対して「防具(税金の知識)」はどうでしょうか?
こちらは「競合との争い」ではありません。
学べばある程度の知識がすぐ身に付きます。

まとめ

「税金を学ぶ事」は正直楽しくありません。。
そのため「後回し」にしがちです。

「事業が直ぐに軌道に乗り、税金の勉強をする余裕が出来た。」となればよいですが、そんな事は起業してみないとわかりません。

「予想に反して、なかなか売上が立たない。」という状況に陥ったとき、
「武器を鍛える事」に更に労力を要します。
「防具(税金の知識)」を学んでいる暇など更に無くなります。

「自分の手には負えないので、税理士に依頼する。」、これも1つの手ですが「出費は更に増える」となります。

私は、あなたに「起業の恐怖」を感じてほしい訳ではありません。
一番は「余裕がある内にやってみる。」です。
余裕があれば、「多少のトラブル」も楽しめます。

「noterで起業」などいかがでしょうか?
「有料記事の投稿」だけで立派な起業です。
稼げるかどうかは当然わかりませんが、
「稼ぐつもり」でやってみましょう。

「稼げた時のため、税金の事を学んでおく。」、
「稼げた時のため、確定申告をやってみる。」、
「稼げたら、そのお金を資金にして次は○○で起業する。」。
気概次第で「いい勉強」になり、「明るい未来」が近づきます。


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🎁「時間」をつくる
🎁「成し遂げるべき事」を打ち立てる 
🎁「世界」を知る
🎁「その先」をイメージする
🎁「職業の道のり」を考える
🎁「武器」を鍛える
🎁「防具」を身に付ける  👈今ここ
🎁「仲間」を募る
🎁「起業という旅」へ (おしまい)


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