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多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

素晴らしいのは初夏の朝ですが
最悪なのは夏の真っ昼間です。

7時を過ぎたら朝散歩なんか罰ゲームだし
10時過ぎてからの車移動なんか考えたくもない。

夏の外出可能時間は朝5時〜7時のあいだと
17時以降のみだと思ってます。

夏の太陽光線許すまじ。



今朝は活動時間中に
起床できなかった罰ゲームとして

ここはサウナですか?じゃあ脱ぎますね!と全裸になりたくなるほどの熱気を閉じ込めた車に乗り込み日曜がスタートした。

レンタルしていた漫画を返却。
店内の冷房が穏やかすぎて汗が止まらない。
丁寧に施した化粧もへったくれもない。

前回借りられていたデデデデ、ファブルSecond、サターンリターン、スキップとローファーをレンタル。

映像化ピックアップコーナーに瓜を破ると花野井くんがフューチャーされてたけどこの2作品って映像化していいんかな…と複雑な気持ちになる。



予定ではこの後ショッピングモールへ行くはずだった。

涼しい館内で歩数を稼ごうという魂胆だ。

なのでワンピースを着てきたし
お気に入りの歩きやすいサンダルを履いてきたんだけど、気づいたら自宅の冷房を効かせた部屋で午後ティーのストレートを一気飲みしてた。

顔面が溶岩状態なのでキラキラな人間が1人でもいる場所に行きたくない。



レンタルした漫画を読むのもいいが、本棚の前に座り込み、なんとなく手を伸ばした本を開いてみる。

数年前にこの本を書店で見つけた時は頭の中を覗かれた気がしてびっくりした。

本棚から取り出したのは
『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』



私は自分の行動や他人の行動をうじうじといつまでも考えてしまうタイプだ。

仕事でミスをした時なんかは特にそう。
まぁそれはみんなそうか。


こう言えばよかった、ああ言えばよかった、あの時の表情が誤解をうんでないか…などなど
とにかく気になる。

鏡の前で自分の表情を再現してみて
おかしくなかったか納得行くまで確認してしまう時さえある。

相手が何とも思ってないだろうことは薄らわかってるんだけど、自分が納得できるまで思考のループから抜け出せない。復活するまで時間がかかってしまう。

それで思いついたのは
「今頃あの人、美味しいものでも食べて良い気分になってるよね」である。



久しぶりに本棚から取り出した本をめくってみて、言葉っていうのは面白いなと改めて思う。

これまで生きてきた多くの人間たちが同じ様な意味合いのことを手を変え品を変え、名言として残してきたけど

その時々で自分にぴったりくる言葉というものがあって、たとえ意味は同じでも使う言葉一つでハマったりハマらなかったりする。



だから「はいはい、それってこういうことですよね?ええ、ええ。知ってます知ってます。◯◯も同じこと言ってましたよ」じゃなく、
目にした言葉をいつも新鮮な気持ちで受け取りたいなぁと思うのだ。


さて本もたくさん読んだことだし、お風呂に入って私の日曜日を締めくくることにしましょうか。


人で孤独を埋めようとすると、いつかまた孤独になります。

人に理解されたいと願う自分が、
人を理解できているかを考えてみました。

正直な話、自分のことでさえ全てを理解するのは難しいと思いました。

だから…もし誰かが「あなたを理解してる」と言っても、心からうなずくことはできないでしょう。

だって自分が正解を知らないのですから。

孤独って、人生の中で唯一失わないものなのかもしれません。

『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』より
Jam

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