それは反抗期だろう

私以外の人間はみんなすごい、
と思いながらこの年齢まで生きてきた。

途中、「もしかして私も割とすごいのかも…？」と勘違いしそうになったときも一瞬あったがそれは本当に一瞬のことで

すぐに「んなわけない」と我に返り現在に至る。やっぱみんなすごい。

OK牧場といえばガッツ石松さんだが
本当の意味を知った時はびっくりした。

私の場合は完全に②。

OK牧場
「OK牧場（オッケー牧場）」は心理学用語！その意味とは

オリジナルの感情だと思っていたのに
すでにちゃんと心理学で居場所を持っていたお馴染みの感情だったということが恥ずかしいような悔しいような。

私がどれだけ辛い苦しい悲しい切ないともがいても「あ、こういうことっすよね〜」と
言われる程度のものなんだなぁ
ということが清々しくもあり腹立たしくもある。

私の感情は他人とは違う
オリジナルのものだと言いたかったのだろうか。やっぱ恥ずかしすぎ。

他人様のことはすごい、と思えるのに
親のことに関してそう思えないのは
どう言う心境だったんだろうと
自分に問いかけてみると、

それは反抗期だろうという答えが返ってきた。

ほんと隣人を愛するのが一番難しいし
あなたにとって大事な人ほどすぐそばにいるよ、なんだよな。

色々ある。
色々あるしあったけどすごいよ両親。

父親は自業自得でありながらも
よくあんな追い詰められた状態で生きようとしてくれた。

めちゃくちゃやらかしてはいるけど
母や私たちがいる家に毎日帰ってきて
週5、休日出勤も含めちゃんと働き
何十年間も年金積み立て税金払って。
彼はなんだかんだ言いながらも
私たち家族から逃げなかったんだなぁ。
すごいよ。

母親に関してはもう、言葉がない。
言い表す言葉がない。
そのくらいすごい。

明日は待ちに待ったライブ。
別のことで頭がいっぱいで
鬱々とした毎日を過ごしながら
この日を迎えることになってしまったが
母と妹、そして私の3人で行く20年ぶりのライブだ。

大変なことが積み重なっている最中ではあるけど母親がすこしでも楽しんでくれたらいい。
（もちろん、私と妹も）