見出し画像

BOC政策金利発表後の市場反応とAUDCADトレード教訓 24/7/25

Yan氏で~す。
インパクト!!!

今日は私が大注目しているアメリカのGDP第二四半期速報があります
これは結果を見るだけですので今回は時間がないのでまとめられません

では本文です
昨日のカナダ中央銀行政策金利を振り返りっていうか感想回になります
次回のための自分のための資料回です
正直つまらないですよ(笑)ダイジェストもないくらい短いし

まずは金融政策レポート 
BOC 7/24

これにはPDFがあります。昨日のYEN蔵さんのライブ中ではこれをダウンロードしてみていました。結果はご存じの方多いと思いますが、ハトでもなくタカでもないのですね

一応、PDFも載せておきます

この要略がこちらです
 このレポートは、カナダ銀行の金融政策レポート(2024年7月)であり、カナダおよび世界の経済状況とインフレ見通し、およびそれに基づく金融政策の方針について議論しています。

カナダ経済

  • 2023年後半に停滞した後のカナダ経済は、2024年第1四半期に1.75%の成長を遂げました。しかし、人口増加を考慮すると、1人当たりのGDPは4四半期連続で減少しました。家計支出の低迷、特に自動車や海外旅行への需要の減少、および高金利による住宅投資の低迷が主な要因です。

  • 2024年後半以降、金利の緩やかな低下と家計および企業の信頼感の上昇により、経済成長は加速すると予想されています。GDP成長率は2025年に約2%、2026年には2.5%に達すると見込まれています。

  • インフレ率は2023年12月の3.4%から2024年6月には2.7%に低下しました。財のインフレは大幅に低下しましたが、サービス分野、特に住宅と一部サービスを除く分野では依然として価格圧力が残っています。

  • 今後、インフレは緩やかに低下し、2024年後半には2.5%を下回ると予想されています。ただし、ガソリン価格の一時的な影響により、CPIインフレはコアインフレを下回る可能性があります。

  • 住宅市場の不均衡と労働コストの上昇は、住宅価格とサービス価格のインフレに引き続き上昇圧力をかけるでしょう。しかし、緩やかな超過供給はこれらの圧力を相殺すると予想されます。

世界経済

  • 世界経済は、2024年上半期に米国経済が減速した一方で、ユーロ圏が回復基調に転じたものの、全体としては2023年とほぼ同じペースで成長すると予想されています。

  • 米国では、過去の利上げの影響と政府支出の減少により、消費の伸びが鈍化しています。ユーロ圏はサービス主導で回復していますが、過去のエネルギーショックの影響が製造業に重くのしかかっています。

  • 中国では輸出主導の成長が鈍化しており、不動産部門のデレバレッジが投資を抑制し、住宅価格の下落が消費者心理を悪化させています。

金融政策

  • カナダ銀行は、インフレが目標の2%に戻ると予想していますが、その道筋は平坦ではない可能性があります。

  • 金融政策は、インフレ見通しに対するリスクを考慮し、経済の状況に応じて調整されるでしょう。

  • 主要なリスクとしては、サービス価格のインフレが予想以上に持続すること、地政学的な緊張の高まりが新たなインフレ圧力となること、カナダの世帯支出がさらに減速すること、世界経済が予想以上に弱体化することが挙げられます。

カナダドルについて

レポートは、カナダドルが米ドルに対して73セント前後で推移しており、これは4月のレポートで想定された水準よりも1セント低いと述べています。

レポートでは、カナダのインフレが鈍化し、経済成長が減速していることが示されています。一般的に、インフレの鈍化と経済成長の減速は、その国の通貨に対して弱気な見通しを示唆します。

しかし、レポートは、カナダ経済が2024年後半に回復し始め、2025年と2026年にはそれぞれ2%と2.5%の成長率を達成すると予測しています。

この予測が実現すれば、カナダドルは中期的に上昇する可能性があります。したがって、現時点ではカナダドルは「売り」と判断できますが、経済が回復すれば「買い」に転じる可能性もあります。
免責事項: これは金融アドバイスではありません。投資判断はご自身で行ってください。


同時にでたプレスリリースです

こちらは昨晩のYEN蔵さんライブ中に読み上げていたものですね
主なポイント:

  • 政策金利引き下げ: 翌日物金利目標を4.5%に引き下げ、銀行金利を4.75%、預金金利を4.5%に設定。

  • 世界経済見通し: 2026年まで年率約3%で拡大継続を予想。インフレは緩和傾向も、依然として目標を上回る。

  • カナダ経済: 成長率は上昇するも、供給過剰が継続。家計支出は低調、労働市場には緩み。

  • インフレ: CPIインフレ率は低下傾向。コアインフレは2024年後半に約2.5%に減速の見込み。

  • 政策決定の背景: 幅広い物価圧力の緩和とインフレ目標達成を見込み、25ベーシスポイントの利下げを決定。供給過剰によるインフレ圧力低下と、住宅などの物価圧力継続を考慮。

今後の見通し:

  • 2024年後半から2025年にかけてGDP成長率は上昇。

  • 2025年から2026年にかけて過剰供給は徐々に吸収。

  • コアインフレ指標は2025年にかけて緩和。

  • CPIインフレは今年後半にコアインフレを下回り、来年2%の目標値付近に落ち着く可能性。

政策スタンス:

  • 金融政策は、今後の情報とインフレ見通しへの影響を評価して決定。

  • 物価安定回復への決意を表明。

その他:

  • 次回の翌日物金利目標発表は2024年9月4日。

  • 経済とインフレに関する完全な見通しは、2024年10月23日のMPRで発表予定。


まぁ当然に似たようなことが書かれていますね

ということで、おおきくは売られないけど買われもしなかったカナダドル
リスクオフ相場なので、オセアニア通貨には強くなり主要国であるキャリー通貨には負けているし、ドル、ユーロ、ポンドにもオフ相場なので買われませんでしたね

カナダドルの今後はオン相場かオフ相場で流れが出てくるのではないかと思います。ドルとフランには弱い場合が増えそうです

後は昨日の私のいけないトレードですね

AUDCADのロングですが、オーバーナイトでCADに対しては強くなるかなでエントリーしたので、朝起きて、あっさりと損切しました

あまりにもAUDが弱いということが分かったのは収穫ですが
ここまで弱いと

中国の景気後退要因以外に何かあるのではないかと考えてしまいます

週末は徹底的にオージーを見直そうと思います

まとめますと今回のBOC政策金利は
AUDCADのロングポジションについては、確かにAUDの予想外の弱さが裏目に出てしまった形です。しかし、損切りを素早く実行できたことは、損失を最小限に抑える上で非常に重要だったと思いたい。

今回の経験から、今後のトレードに活かそう思います。負けたトレーダーですが成長するために不可欠なものだと思います

また、カナダドルの今後の動向については、リスクオン/オフ相場や対ドル、フランとの関係性に着目して考えると前の相場の流れがあるかもしれないです。その時は資源国通貨が売られる時代に入ったのか、それとも2022年から23年になる時期と同じ考えるかは、アメリカ次第です

今回のBOC発表は、市場が利下げをある程度織り込んでいたこともあり、大きなサプライズはありませんでした。しかし、日頃の分析から、今後のカナダドルの動きを予測する上で、様々な要因を考慮する必要があることが改めて認識できました。

そんな感じです

あとがき
この後は時間があればアメリカGDPのお話を書いてみます

以上

宣伝

NOTEフォローは100人でYOUTUBEデビューを考えています
現在79人です。モチベーションアップにもつながりますので
フォローとスキを頂ければ励みになりますのでよろしくお願いいたします

ついでにXもお願い致します。

よろしくお願いします。

#やん #ヤン #Yan氏 #Yan #ファンダメンタルズ #fx #ドル円 #地政学 #リスク #カナダドル #ドルカナ #経常収支 #カナダ政策金利 #CPI #住宅 #景況感



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?