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𝐩𝐨𝐞𝐦 ♯𝟏𝟗 ガーデン




Garden / Fujii Kaze


【lyric】

鳥は春を告げて
私は恋をして
素敵な温度だけ
触れさせて この肌で

雲は夏を帯びて
私は目を閉じて
綺麗な時間だけ
追いかけて 尽きるまで

花は咲いては枯れ
あなたに心奪われ
それでも守り続けたくて
私のガーデン 果てるまで

人は出会い別れ
失くしてはまた手に入れ
それでも守り続けたくて
私のガーデン 果てるまで

夜が秋を呼んで
私は旅に出て
素敵な出会いだけ
待っていて その日まで

だから冬よおいで
私を抱きしめて
その手の温もりで
生きさせて 溶けるまで

花は咲いては枯れ
あなたに心奪われ
それでも守り続けたくて
私のガーデン 果てるまで

人は出会い別れ
失くしてはまた手に入れ
それでも守り続けたくて
私のガーデン 果てるまで

季節に身を置いて
流れに身を任せ
なるようになるだけ
受け入れて そのままで

流した涙だけ
ふりまいた愛だけ
豊かになる庭で
掴んだ手 解き放て 空の果て

花は咲いては枯れ
あなたに心奪われ
それでも守り続けたくて
ガーデン 果てるまで

人は出会い別れ
失くしてはまた手に入れ
それでも守り続けたくて
私のガーデン 果てるまで




⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆




そこには

君 が 求めていた

僕 が いた




その 絵空事 の 中




けれど

テーブルクロス の 下 を

住処 に していた




とても 居心地 が よくなくて




ついには

泣き出した









楽園 に 辿り着いて みたくて

でも そこには

鍵 が 掛かっていて


そのうち に

探すこと を やめた






何処 に あるのかなんて

誰 が 持っているのかなんて


そんなこと

どうでもよかった




必要 な ときには



手繰ればいい

手繰ればいい




楽園 の 扉


僕 が

開けること は なくたって




きっと 誰か が




鍵 を 見つけて

開けて くれること も ある









いつか

話したね




どうしたって

切れる







繋いだって

結んだって

だめなんだ








もう

手放したよ


感傷 なんて

ただ の 空き瓶



星屑 が 詰まって いたのは

ほんの 一瞬 で







移ろい

移ろって


あらたな 風景 が

たとえ

目 に 止まらずとも


確かに 触れてゆく




それが


僕 に とっての


きっと






🗝⁺₊
₊⁺

✧︎






李朱
𓂃◌𓈒𓏲𓆸




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