持ち家のメリットとデメリット
今回は持ち家のメリットとデメリットについてです。
自分は片田舎で家を購入し、35年ローンで返済4年目です。
我が家は、妻の強い意思により家を持ちました。これはあくまで個人の考えで、片田舎での話です。
メリット
子供が走り回っても、大声だしても周りを気にしなくていい。正直、これが一番のメリットに感じます。我が家には、まだ小さい子供が2人いて、いつも大声を出しながら、ドタドタと走り回っています。隣の部屋の住人を気にしなくていいのはとても気分的に楽です。
世間体が保てる。時代は変わりつつありますが、自分の親世代は世帯を持ったら家を建てるのが常識と思っていることが多く感じます。持ち家があれば引け目を感じることはありません。
住宅ローンを借りるときに、団体信用保険というのに入ります。これにより、万が一ローンの契約者が亡くなった場合、残りの住宅ローンが無くなり、残された家族はローンの心配をせず住み続けることができます。
デメリット
住宅ローンという多額の借金をほぼ一生背負うことになります。借金は精神的にとても負荷が掛かります。自分は住宅ローンの契約の時に、これで人生が終わると思い、印鑑の手が震えていました。そして、お金の心配事でしばらく頭がいっぱいになります。いくらまで借りるかは、安易に決めないことです。
住宅ローン以外にもお金が掛かる。固定資産税が毎年かかり、我が家は今年11万円ほどでした。維持費は、1年で30~40万円ほどかかるといわれています。 維持費のなかに含まれているのは、税金や保険料、修繕費などです。
住む場所が固定される。近所にどんな人が住んでいるかは実際に住んでみないと分からないことが多いです。また、土砂崩れや台風時の水害など災害が多いところかどうか、住み始めてから知ったのでは後の祭りです。現地に何度も足を運び、実際に近所の方に話を聞いてみたり、ハザードマップを念入りに見たり、しっかり調べても調べ過ぎということはありません。
環境の変化に弱い。転勤や離婚や子供が増えたり、子供が巣立ったりと人生には想定していなかったことが起こるものです。 自分の実家では、子供が巣立ったあと使用していない2階の部屋が物置きになったり、夫婦二人で住むには広すぎたりと色々問題が発生しています。賃貸なら世帯数の変化や、収入の変化に合わせやすいので合理的かもしれませんね。
ざっとこんな感じでしょうか。賃貸派は持ち家派か答えは正直分りません。その人や家族の価値観が大きい気がします。
ただ、持ち家の場合はほとんど方は、一生に一度の買い物。ゆっくり時間をかけて、納得いく買い物をしてください。あなたは持ち家派、賃貸派?
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