私が愛した官能小説 -その10-
1993年フランス書院文庫から発行された館淳一さんの“女医令子姦虐病棟”を紹介します。画像はその本のカバーです。
以前note“私の変態遍歴1”に“館さんのフェティッシュな作品群は私の趣味にぴたりでした。”と書いたのですが、感受性や記憶力が著しく低下した頃に読み始めた作家であるせいか、ストーリーや具体的な濡れ場を覚えている作品が皆無で、今回「片っ端から読んで面白かったら紹介しよう」と思って最初に手に取ったのがこれです。「こんなもんじゃあない」と思いつつも、濡れ場以外の筆力の高