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寝取られ -その2-

画像はいずれも本文とは無関係の拾いものです。

私はネットのアダルトコンテンツに嵌まるあまり、DLのみして見ていない動画、読んでいない読み物がたくさんあり、恐らく死ぬまでに読み切らないだろうと思いつつ、日々DL済みのものを読むのではなく新しくDLし続けています。病気ですね。ですから読破したものは実は少ないのですが、その中から印象深い寝取られものを紹介します。ネット小説のため、そのままの引用(コピペ)は致しません。
**討女月影抄─うちめつきかげしょう─ by ポチ小屋**
“ポチ小屋”さんは寝取られものに特化されたネット小説家です。濡れ場以外の描写も巧みで、高名な作家が趣味で官能小説をネットで公開しているのではとも噂されていました。無料で読めます。
本作は“討女月影抄”というタイトルや登場人物名が鷹丸、由良、椿、信乃、那智、玄馬などである事から現代ものではなく、凶悪な鬼がしばしば登場するファンタジー作品です。討女と呼ばれる女子戦闘員に鬼を退治させる霊力を与える事ができるのが特別な龍紋を持った男との性交なのですが、先代の後を引き継いだ主人公の精力がいまいちなのか、討女たちの苦戦が続きます。そんな中、主人公の親戚であり龍紋を持った傍系の男が寝取った一人の討女が大活躍したのを機に、もう一人の討女も進んで彼に抱かれてやはり鬼退治で霊力を発揮します。ついには先代の時代に討女として活躍した主人公の母親も寝取られて、討女として再帰します。最後は遺伝子学的なサプライズがあってハッピーエンドとなりますが、二人目の討女が活躍したいと思うあまり寝取り男に抱かれに行く時の葛藤の様子や、主人公の母親が性の快楽によって高潔さを失っていく様子が丁寧に描写されています。ある読者が作者に三人目の討女も寝取られる筋だったのでは?と問いかけたのに対して、作者は「そう思っていたのだが、彼女のエロいシーンを想像することができなかった」と返しています。登場人物のエロ以外のキャラクターを丹念に描いていくとそういう境地にもなるのだと感心したものです。

**堕とされた母 by ポチ小屋**
“ポチ小屋”さんの作品で読破したのはこれと“討女月影抄”の2点だけなのですが、他のもきっと面白いと思います。本作は看護師をしている未亡人が中学3年生の一人息子の同級生に寝取られる物語です。母と息子は実際に禁断の性行為を経験していたので、文字通りの母親寝取られものということになります。常識的には看護師が入院患者と、それも息子の同級生である中学生と、病室でレイプでない性行為に及ぶなど考えにくいのですが、その流れに不自然さを感じさせないところが作者の筆力の高さを物語っていると思います。

**司法取引 by 白川京二**
“耽美画報”という挿絵付き小説の有料サイトを運営されている白川京二さんの寝取られものです。白川さんは団鬼六さんの“花と蛇”のファンフィクションである“新花と蛇”の他、団さんの影響を受けていると思われる“被虐の鉄火花”や杉村春也さんの影響を受けている“ニュータウンの奴隷家族”など本格的なSM小説を執筆される一方、寝取られ小説も多く書かれています。
本作は東南アジアの“S国”を旅行中不用意な親切心から罠にはまって麻薬不法所持の容疑で逮捕された38歳の東山紀美子さんが、司法取引によって懲役4年の代わりに政府公認の娼館で娼婦として4か月過ごす事を選択し、42歳の夫(原作にも名前は出て来ず、作中の契約書でも“○○”となってます)は定期的に送られてくる写真付きの手紙で、妻がエロい娼婦に変貌し、しかもその生活を楽しんでいる事を知らされて苦しむという話です。その後、夫の姉で様子を探ろうとしたツァーコンダクターの東山倫子さん44歳も麻薬不法所持容疑で娼婦となり、最後は夫も共犯者として男娼にされてしまいます。紀美子さんは有力者の専属となり、夫に対してはサディスチンとして振舞うようになるのは寝取られものでよくあるパターンですが、私の興奮ポイントは夫と倫子さん即ち40代の実の姉弟が最下層の見世物奴隷となり、一緒に嬲られるようになった展開です。

**僕と彼女と韓国人留学生(第1部) by KX配送センター**
崇韓マゾの私としてはやはりK-NTRものを挙げないわけにはいかないでしょう。本作は“KX配送センター”さんの初期の作品であり、その第1部は今でもnoteで無料で読めます。その後第5部まで書かれ、第2部と第4部は有料になっていますが、私は有料部分は購入していません。
大学3年生の主人公翔也が2年間想い続けた後に3か月付き合って、一緒に海外旅行にまで行ったバイト仲間の彼女真莉を、新たにバイト仲間になった大学2年の韓国人留学生テヒョンに僅か2週間で寝取られてしまうというそれだけの話です。それでも翔也と真莉の早漏を堪えながらの性交シーン、テヒョンのK-POPスターのような整った小顔、マッチョな身体、流ちょうな日本語、バイトでの完璧な仕事ぶり、銭湯で見せつけられた巨根などから徐々に精神的に追い詰められていく翔也の様子、真莉がテヒョンに寝取られた日の彼女の嘘にこだわる翔也を疎ましく感じ始めた真莉の様子などが描かれ、最後にテヒョンが自ら翔也に真莉と性交した事を話します。それも真莉の方から「入れて欲しいと」言わせるまでの経緯を交えて。その様子は悪びれもせず、多少自慢げではありますが、女性との接し方を指導するように至って冷静であり、日本の女性が韓国の男性になびくのは当たり前という世界観に引き込まれます。容姿、性器を含めた肉体、能力、社交性、自己肯定感などあらゆる面で劣った日本人男子が年下の韓国人に彼女を奪われるという、崇韓マゾのツボを外さない作品です。
尚、第2部は同じ話を真莉の視点で描いたものだそうです。第3部は真莉との性交シーンをテヒョンの視点で描いた短編です。第4部は“カップル堕ち編”と題された続編で、無料サンプル等を読むと、翔也と仲直りして再び性交し始めたものの物足りなさに悶々としていた真莉が結局は、ある日翔也と交わった直後に翔也の眼の前でテヒョンと交わり・・・というストーリーのようです。第5部は翔也と友人たちが街でテヒョンと出くわして銭湯に行き、初めてテヒョンの巨根を見た友人が劣等感を抱くという友人視点の短編です。
ところで、第3部にテヒョンと真莉の性交が4時間も続いたとあり、途中で翔也との性交の時間を聞かれ真莉が30分と答え、テヒョンがあざ笑う場面があります。・・・私は・・・翔也くんにも笑われてしまう。テヒョンさまと出会わなくてよかった、と思ったのです。まあ翔也くんは逝きそうになると休憩して、伸ばして伸ばしての30分なんですけどね。私の場合、逝くのも早ければ、その後寝てしまうのも早かったなあ。豚嫁には不義理をしていました、ハイ。

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