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親とか子どもとか

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親とのあれこれとか、子どもを持とうと思っていないことの諸々です。
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#子なし夫婦

子どもと友だちがいないことを励まされる、けど

子どもと友だちがいないことを励まされる、けど

わたしには子どもがいません。
友だちも、ごく稀に会う人が1人だけ。

基本的には最愛の夫と
薄ーい付き合いの会社の人と
ときどき会う生育家族と

ごく狭い人間関係で生きています。

わたしはそのことに対して、基本的に負い目も引け目も哀しみも感じていません(子どもがいないことについては、たまに夫に「ごめんね」と思うけど)。

夫への罪悪感についてはこちら↓

友だちが実際100人いたら、3日に1回誰

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子なし女性へのレッテルに物申してみた

子なし女性へのレッテルに物申してみた

母がわたしに、とめどない雑談をしていたときのことです。

その人はね、心が狭くて、意地悪で、全然思いやりがないの。愛想もないし、いつもぶっきらぼうで、優しさの欠片もなくてね。
なんでこんな風になっちゃったのかしらと思って色々聞いてみたら、その人、もういい歳なんだけど、子どもがいないらしいのよ。ああなるほどと思ってね…

それまで「うん」「へえ」「ふーん」の3パターンを繰り返して、母の知り合いではあ

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劣等感に負けそう

劣等感に負けそう

負けそうです。

何に、なのでしょう。
何と戦っているわけでも、優劣を比べられているわけでも、勝ち負けを競っているわけでも順位を貼りだされているわけでもないのに、ときどき、どうしようもなく「負けそうだ」と思うことがあります。
口に出して言うときもあります。

ああ、もう、負けそうだ。
負けてしまいそうだ。

たぶん、その正体は劣等感です。
主に、子どもを持ちたいと思えない、ということから来るやまし

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「美しくあれ」という願い、あるいは呪い

「美しくあれ」という願い、あるいは呪い

子どもを産まない、と決めたわたしですが
それを夫以外の人に堂々と高らかに宣言は、
していません。

孫はまだか、と決して口にせず
いつもわたしを気遣ってくれて
出先ではお土産を買ってきてくれ
時々お手紙やLINEをくれたりする。

夫の親御さんには、心から感謝しています。

世が世なら、わたしは「石女(うまずめ)」として離縁されていてもおかしくない身。

…まあ、そんな世の方がどうかしていたのだし

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子どもを産まないと決めた罪悪感について

子どもを産まないと決めた罪悪感について

普段は、仲良しの夫と2人で楽しく穏やかに、そこそこ忙しい日々を過ごしています。

でも、ふとした拍子にやってくるのです。
親子連れを見かけたとき。
公園を通りかかったとき。
知人の妊娠出産の報を受けたとき。

今日は、ときどき急に訪れるわたしの
子どもを産まないと決めた
罪悪感について、書きます。

我が家に子どもがいないのは
100%わたし起因です。

体のせいではありません。
気持ちの問題です

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お子さんは?と聞かれなくなった

お子さんは?と聞かれなくなった

連休の間に頭痛が起きて、連休明けの今朝起きたらすっかり治っているという社畜体質。

こういうことは割とよくあって、たぶん緊張感とか睡眠時間とか運動不足とかが関係しているのでしょうが、
今朝は言いようのない不服さを抱えて出社しました。

お子さんは?

という質問について。
結婚当初はよく聞かれていました。

何人くらい欲しい?

という、子どもが産める&欲しいこと前提の問いかけも。

その頃は、わ

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どういう条件なら子どもを産むかについての考察

どういう条件なら子どもを産むかについての考察

子どもだった頃は、大人になったら結婚して子どもを産むんだろうなーと漠然と思っていましたが、
初潮を迎え、恋をしたり恋人が出来たりしてうっすら将来というものが現実みを帯び始めた頃から
わたし、子ども、欲しくない気がする(ヘンなのかな)…と思っていました。

大人になったら欲しくなるよ
本当に好きな人が出来たら「この人の子どもが欲しい」って思うようになるよ

と周囲から励まされ?続けてきましたが、

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