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【インフォコムのパートナー紹介#01】AI防災・危機管理ソリューションSpectee事業のご紹介

こんにちは、デジサス編集部の青木です。
今回は、Spectee事業とパートナーについてご紹介したいと思います。

Specteeとは

Specteeは、「危機を可視化する」をミッションに、SNSや気象データ、カーナビ情報や道路カメラなどのデータから災害・リスク情報を解析し、被害状況の可視化や予測を行っている防災テックベンチャーの企業です。

国内トップシェアを誇るAIリアルタイム危機管理サービス『Spectee Pro』は、災害や事故などのリスク情報をリアルタイムに配信するほか、SNSや河川・道路カメラ、カーナビ情報、人工衛星データなどをもとにAIで災害時の被害のシミュレーションや予測を行い、さまざまな角度から被害状況を”可視化”することで、自治体の災害対応や企業の危機管理、物流やサプライチェーンのリスク管理などの目的に導入が進んでいます。

この”Spectee”と協力しながら危機管理事業を拡大していきます。

株式会社Specteeと資本業務提携

インフォコムは、さらに危機管理事業を成長させるために、2023年6月に株式会社Specteeと資本業務提携を行いました。
今後、主に以下の2点に重点をおいて進めていきます。

1、両社サービス連携の実現

株式会社Specteeの「Spectee Pro」とインフォコムの「エマージェンシーコール」、「BCPortal」をはじめとした危機管理サービスとの連携を行います。
具体的には、Specteeが得意とする外部情報の収集・AIによる分析力と、インフォコムが得意とする組織内のヒト・モノに関する被災状況の情報収集能力を組み合わせることで、企業の災害への初動・復旧・復興対応をより強力に支援できるサービスに進化させ、防災市場において双方の既存サービスの販売拡大を目指します。

2、サプライチェーン領域でのサービスの提供・販売

さらに、製造・物流業向けに、災害発生時のサプライチェーン拠点の被害状況の把握やリスクを可視化するサービスを共同で展開してまいります。 

Spectee社と協業するに至った経緯

インフォコムの危機管理事業では、昨今増加傾向である自然災害について情報をいち早く、正確に入手するためにどのようなツールがあるのか数年前から調査してきました。

東日本大震災では、SNS、特にTwitterが有効に機能したなどの話がありますが、デマや誤情報も含まれておりそのまま企業では利用することはできません。

調査したところSNSより災害情報のみをピックアップし、さらにデマや誤情報もAI技術を駆使し排除した上で、複数のデータソースと組み合わせながら正確な情報を提供する「Spectee Pro」というツールがあり、検証を重ね、2020年に販売代理店の契約を締結し、インフォコムの危機管理ソリューションの一つとして販売を開始しました。

それまで基本となっていた気象庁からのデータ、メディアの情報に加えて情報入手の新たなツールとしてお客様から認知され、この3年で導入していただけるお客様が増えております。

主な機能

・拠点登録機能
お客様の事業所や販売店などを地図上に登録し、設定した半径の中で事象が発生した場合、メールの通知機能を搭載しています。

拠点登録機能のイメージ

・浸水推定機能
さらに、投稿された画像から浸水している位置や浸水の深さ、降水量と地形データを解析し、浸水推定図を作成する機能を搭載予定です。

浸水推定機能のイメージ

以上になります。

今回の取り組みは、国内のみならず海外でもニーズがあるサービスだと思っています。

機能強化はもちろん、サポートもしっかり対応しておこうと考えていますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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