良い時間
帰宅後、シャワーを浴びていると、扉にkittyの肉球が透けて見えることがございます。
kittyの、みゃーーー、という小さく長いおかえりの声に、ただいま、小さく応えながら、すぐさまシャワーを浴びに行くのが僕の日常で、抱き上げてあげられない申し訳なさを抱きながら身体をきれいに。
kittyのリアクションはと言いますと、おかえりのみゃーから始まり、服を脱ぐ僕の足元で、cuddle meのより小さな声のみゃー。
シャワーを浴びるために扉を閉めようとすると、pay attention to meの大きなみゃー。
かちゃっと閉めて、ざざーとシャワーを浴び始めると、シャワー音に負けない大きな声で、ぶんがーお。
数分ざざーというシャワーの音だけが響いた後、すりガラス越しに肉球。
そのタイミングで僕は扉を開けずには開けずにはいられなくなりますので、さっと開けますと、小さなお口でみゃっ。
予期していなかったような表情。kittyも僕も驚き。
その後、いくらか満足したのか、とことこ遠くに歩いて行くkittyを見送りながら、冷えないように扉をまた閉めて、シャワー再開。
シャワーを終えて、髪を乾かす前にようやく抱っこ。
ごろごろ。ごろごろ。
帰宅からごろごろまでのこの一連、kittyと僕の二人時間。
週3くらいのようなことでございますので、kittyも僕も、この遊びを楽しんでいるのかもしれません。
彼女の帰宅後は、kittyはmumの近くにべったりなので、僕の役目は見守るだけ。良い時間。
少しでも良いなと感じていただけたなら幸いです。 Instagram : clemandhiro こちらもどうぞよろしくお願いいたします。