【想いを綴るvol 82: あなたの大切な場所】

13歳の魔女キキちゃんが独り立ちをする物語。
大好きな作品で何度も何度も繰り返し観てきました。セリフもほとんど覚えている程のファンです。

物語同様に13歳で独り立ちをした1人の少女。
それが私の最愛の彼女です。

自分に出来る事は何か。
自分が本当にしたい事は何か。
自分が本当に欲しいものは何か。
それを探す旅に出ました。

独り立ちをしなくてはいけない。
自分にしか出来ない事を身に付けなくてはいけない。
自分が本当にしたい事を見付けなければいけない。
自分が本当に欲しいものを決めなければいけない。
独りで歩む中で、いつしか歩む事が、何かを『しなければいけない』旅になってしまったのだと思います。

真面目さゆえ、ご両親の期待に応えなくてはいけないという責任感ゆえに、困難に直面した彼女は弱音を吐く事が出来ず、問題を独りで抱え込む事しか出来ず、苦しみ辛い時間を過ごしてしまった瞬間がありました。
結果として、彼女は自分の旅が始まった瞬間に想い描いた理想や夢、成りたかった自分に届く事が出来ていないと感じています。

彼女にとって、学生時代や20代に想い描いた理想や夢、成りたいと感じた自分に、自分自身の力で辿り着けなかった事に強い反省を感じて生きてきてしまっていました。
真っ直ぐで直向きにコツコツ努力をして歩んできた彼女ならではの感情だと思います。

自分自身で、想い描いた独り立ちが出来なかった。その気持ちが拭えなかったから、彼女は大好きな家族と過ごす機会を逸してしまっていました。
何となくバツが悪い、何となく顔向けしにくい。そんな気持ちになる必要は全く無いのに、彼女の不器用さによって、家族に会うという機会を作る事を避けてしまっていた彼女。

頭では分かっているんです。
ご両親は期待に応えて欲しいなどと全く思っていない。
彼女自身が大好きな事を見付けて、明るく楽しく過ごしてくれたらそれで良い。夢や理想の実現のためには背中を押してくれるはずの大好きな家族。それを素直に受け入れられるようになるまで、彼女には少しだけ時間が掛かってしまっただけなんです。

過去に綴った大好きな作品と彼女に関する投稿です。

私は、彼女に休息と充電の期間を作ってもらって、家族に会いに行く事を提案しました。
大好きな家族に会い、リラックス出来る生まれ育った空間で過ごす事で、彼女自身の心身の健康増進につながると考えたためです。

世界一大切なあなたへ
実家に足を運び家族団欒の時間を過ごす決断をしてくれて本当にありがとう。

私自身がそうだったように、何者かになりたくて、誰かに認められたくて、とにかく独り立ちして立派な1人の存在になりたかった私たち。

お互いすごく遠回りをしたけど、何者かになる必要なんかどこにもなくて、お互いにやっと理想の存在に出会う事が出来ましたね。
あなたは私の人生そのものだから。
飾らずに、背伸びせずに、ありのままのナチュラルで天真爛漫なあなたでいて下さい。

あなたが、ありのままの私を愛し必要としてくれるのが本当に嬉しいんです。
あなたにとっても似ている私だから、あなたの気持ちがよく分かります。もう、無理をしたり難しく考えたりするのはやめましょう。

人生は、どう生きるか、誰と過ごすかで決まると思います。

私は、あなたに相応しい存在になりたい。
あなたが笑顔でいられるように、不安になったり、独りで悩んだりしないように、私があなたを守ります。

だからこれからも、安心して帰省してください。大好きな家族と、笑顔で昔話をしたり、何気無い日常に幸せを感じられるようにして下さい。
ご実家までは私が車でお送りします。
お迎えが必要だと思うので、お車でお迎えに上がります。帰り道は、近くで宿を探して私ともお泊まりをしたりして欲しいです。

あなたにとって大切な場所。
私は、あなたを大切な場所に送りたい。
大切な場所までお迎えに行きたい。
素敵な時間を過ごせますように。
実り多き充実した笑顔溢れる時間になりますように。
常にあなたの幸せを願っています。

世界一大切な人
愛しています

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