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こどものなみだのように、自然に流すということは…

こんにちは。
みなさんお元気ですか。

2020年末、家族で映画館に行きました。

小3と年中の息子たちは、
ポケットモンスターを観れると期待していたようですが、その日は「えんとつ町のプペル」を選びました。

小3の息子は想像したより面白かった!との感想。年中の息子は、彼の価値観の中で切羽詰まったシーンは目をそらし、悲しい場面では涙していました。

そして、上映中の出来事です。

恐れの場面ではなく、
喜びの場面で、年中の息子がいいました。

「なんか涙が出てくる」

溢れてはこぼれ落ちる涙を、
マスクと目の間に何度も指を入れてぬぐっていました。

我が子だから…
などというフィルターは無しで、


「なんてきれいな涙。。。」

時が止まったように、
私の心に感じるものがありました。

年中の彼にとって、
嬉し涙は生まれて初めてでした。
なぜ、喜びの場面で涙が出てくるのか、
不思議だったんでしょう。

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私はその夜、思いました。

涙ってきれいだなぁ。

怒っても悲しくても、どんな涙でも、
自然と流した方が感情の循環にとても良いんじゃないかと。

大人になって、
なぜ涙をこらえる必要があるのだろうかと。

意識して涙をこらえ始めると、
それが習慣になり、癖になり、
性格になる。


男は泣くな。
女の武器。

このようないつの時代からかの言葉は、
その人の本当の心を示す涙に対して、
あまりに遠くかけ離れていくもののように思います。

子どもの前で涙を流すことを、
少しためらっていた私でしたが、
この日を境に自分の心に沿うような自然体でいようと静かに感じました。

涙は、
心のままに流していい思います。
その方、本当の自分を見失うことはないような気がします。


あなたの人生の大切な時間の中、
最後まで読み進めてくださって、
心よりありがとうございました。

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