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11月26日(ワーホリ日記)~カナダで鍋炊飯を覚える~

今日は一日中、部屋でゴロゴロしていた。
特別、日記に書くようなこともない。
特別、日記に書くようなこともないのだから、
書かなければいいのだが、毎日書くと決めたので、一応書いている。

今日は飯を食って、部屋でギターを弾いたり、
パソコンをしていただけだ。
何の生産性もない一日だった。

と今、「飯を食って」と書いて、ふと思い出したのだがこの家に来て、初めてご飯を鍋で炊くことを覚えた。
今日はこれについて書くことにしよう。

この家には、一応、以前のハウスメイトが置いて行った炊飯器があるのだが、いまはほとんど誰も使っていない。
家のオーナーであるピーターは普段、鍋でご飯を炊いている。
先日、ひょんなことでお米の話になり、ピーターが「もし興味あるなら炊き方を教えてあげるよ」と言ってくれたので、ちょうど以前から鍋炊きにに興味があったのもあり、「ぜひ教えてほしい」と先日やり方教えてもらった。

この光景が板に付いてきた

教わったのは先週ぐらいだが、それからずっと鍋でご飯を炊いている。
まだ底が少し焦げたりして(コゲも美味いから良いんだけどね)、修行中の身だが、なんかすっかりこの炊き方にハマってしまった。
なぜなら初めてこの鍋炊きご飯を食べた時、ちょっと驚いたのだ。

炊飯器で炊いたお米の味と違う!

何がどう違うのか説明するのは難しいのだけど、明らかに違う。焼肉で例えるなら、ホットプレートか、炭焼きかで、何が違うのか説明はできないのだけど、炭焼きの方が美味く感じる、あの感じだろうか。
食べた瞬間、小学校の時に自然教室でやった飯盒で炊いたご飯を思い出した。特に、飯盒で炊いたご飯の味を舌が鮮明に覚えているとかそういう訳ではないのだけど、なぜかそれを思い出す味だった。

なんか香りが違うというか、何と言うか、、
いや、説明するのは野暮だ。
僕の乏しい文章力では無理がある。

とにかく炊飯器で炊いたお米と味が全然違って、それがすごく自分にハマった。
何より美味しいし、それに炊飯器も要らないのも手軽で良い。それに何でもそうだが、文明の利器を使わず、アナログな方法で何かを身に付けると、暮らしの知恵としてのスキルが一つ増えた気がしてうれしくなるものだ。

これは教わってホントに良かった。
一つ大きな発見である。

今日の昼ごはん。
カナダでこの光景はうれしい。

あとは残り物の豚汁とともに
しんしんといただく。

やっぱ、これである。
日本人、バンザイ。


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さあ、日記も書けたし寝よ。
明日はタダシの犬の散歩のバイトに付いて行くことになった。楽しみだ。

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