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11月25日(ワーホリ日記)~メキシコ料理入門~

今日は午後から友人とイングリッシュベイ付近を散策。今日は天気が良くて気持ちが良い。

気持ちの良い晴天
バンクーバーは港町なので
すぐに海に行けるのはメリット。  
遠くに船がたくさん。貨物船か?
海岸の近くにある変わったモニュメント。
誰かのアート作品らしい。
松本大洋の画風に似ている。

アーヴィンがホームステイ先に新しく入居した日本人のルームメイトを一緒に連れて来た。
今日バンクーバーに到着したばかりらしい。
37歳。会社をやめて、ずっと憧れていた海外生活を求めてカナダへやって来たらしい。将来は海外で働きたいので、1年間、語学学校に通って英語力を磨きたいのだそうだ。新しい人との出会いやここでの生活を通して、これから自分のやりたいことを探していきたいと話していた。

しばらくビーチを歩くと、お腹が空いてきたので、3人で何を食べるか相談した結果、メキシコ料理を食べに行こうという話になった。
夕食にはちょっと早い時間だったが、Googleマップで調べて一番近くにあったダウンタウンのメキシコ料理店へ。

エンチラーダという名のメキシコ料理。
食べている途中で気付いて撮影したから汚ない。

アーヴィンはメキシコ人である。アーヴィンに何を注文するのかと尋ねると、エンチラーダが食べたいと言った。馴染みのないメキシコ料理で何を注文すればいいか分からなかった僕らは、とりあえず本場のメキシコ人に従っておけば間違いないだろうということになり、結局、3人とも揃ってエンチラーダを注文。

左手のグリーンのやつがエンチラーダという料理らしい。薄いクレープのような生地に、チキンのフィリングが入っており、何やら緑色のソースがかかっていた。何なのかは謎だったが、とにかく美味しかった。
その横の赤いご飯は、トマトをベースにしたメキシコのチャーハン。本場メキシコでは「アロス」と呼ばれているらしいのだが、日本語訳すると「米」である。そのままでウケる。
で、その横の赤茶色のペーストっぽいのは豆のペーストである。煮た豆を砕いてペースト状にしたものに、チリっぽい味付けがしてあるようだ。ピリ辛で美味かった。

アーヴィンは実家でもよくお母さんにエンチラーダを作ってもらうのだと言う。
気になって「この店のエンチラーダと、お母さんのエンチラーダどっちが美味い?」と聞いてみると、「この店のももちろん美味いけど、やっぱりお母さんの作ったやつのが好きだな」と言っていた。
やはり、どこの国でも「おふくろの味」とは偉大なんだなとしみじみした。その回答を聞いてホッとした。

そんなこんなで食事中もあれこれと話は盛り上がったのだが、トキ (上で説明した日本人、通称"トキ") がまだ英語の聴き取りや話すのが苦手らしく、基本的に僕がアーヴィンとトキの通訳みたいになっていた。少し誇らしい気分だった。
だって通訳ってかっこいい。
と言っても、ド素人なので、若干ごまかしたり、難しい説明は諦めたりもしたし、ほとんど通訳ごっこみたいなレベルだったけど。まあ、それでも自分も楽しかったし、伝わった時は2人とも喜んでくれたので良かった。拙い語学力でも「架け橋になれた!」という達成感はあったし、良い経験になった。

それから、しばらくして店を出ると、ダウンタウンで少し買い物をして解散となった。

2人のバス停までついて行ってバスが来るまでバス停の前でだべって、それから2人を見送ると、その後、少し散歩したい気分だったので、なぜかダウンタウンから2時間かけて郊外の家まで徒歩で帰った。
アホである。

帰る途中、急に腹を下した挙句、携帯の充電もなくなり、マップが使えないので道に迷い、トイレも見つけられないで、本当に限界状態になったのだが、なんとか無事帰宅した。
九死に一生を得た。
これについては書くと長くなるのでこの日記では割愛する。ただ一つ言えるのは、人生の中でもトップクラスのエマージェンシーだったということだ。
最後の方、肛門がプルプル震えていた。
漏らさないでホントに良かった。

これも含めて今日は良い一日だった。
間違いなく今週の中ではベストである。
明日はまた予定もないので平凡な一日になりそうだ。ま、とにかくそろそろ仕事を探そう。

ただの日記なのにちょっと書きすぎた。
明日の日記はもっと楽だろう。

さて、もう12時だが、少しネットフリックスでも見てから寝よ。


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