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2022年12月30日の株式相場

今朝方のNYダウは、345ドル高33,220ドルで取引を終了。昨日の下落の買い戻しから一時400ドル超反発した。本日は大納会となるが、s&p500採用企業は3四半期に渡って減益で足元では景気後退が顕在化していきている。来年以降は、景気減速が想定されているが、ソフトランディングとなるか、金融引締から緩和となるかに注目が集まる。今年の米国株は景気後退を折り込みに、年初から20%程大幅に下落する場面も見られたものの、足元では8%程度まで回復している。来年以降は改めて景気後退を折り込みに、下落する場面も想定される。

一方で、ソフトランディングとなることや金融緩和となれば上昇も期待される。

日本は、景気回復の遅れから来年は経済成長率が他先進国よりも相対的に高い。足元で日銀の金融政策の変更が注目されたが、岸田首相の意向を反映し、日銀と政府の共同声明の地ならしとして金利幅拡大した可能性もある。来年には日銀総裁の交代があり、政策の大転換の可能性も否定できない。金融引締となれば日本経済の回復する見込みは薄くなるだろう。

ネットフリックスは、アナリストが投資判断を「売り」から「買い」、目標株価が225ドルから310ドルに引き上げられたことを受け上昇。

バイオ医薬品のTGセラピューティクスは、多発性硬化症治療薬「ブリアムビ」をFDAに承認されたことを受けて本日も上昇した。

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