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真夏のバドミントン

バドミントンを始めたきっかけ

母が趣味でしているバドミントン。幼いころは母の練習についていき、体育館の遊具で遊んでいました。その時はバドミントンに興味がなかったようです…。
しかし、高校生になる時、「バドミントン部に入る!」と決めて入学していました。親の影響はしっかりと受けていたようです。

母のプレーは見ていたのに、ラケットの握り方や打ち方は全く知らず…。
先輩に基礎を教わり、夏の1年生地区大会では3位入賞しました。2年、3年では県大会に進むも1回戦負け。バドミントン尽くしの青春時代でした。

そして20年経った今も、週末はバドミントンです。
体力や動きのキレは学生時代と比較すると衰えてきていますが、相手を見ることやペアとのコミュニケーション、メンタルの部分は少しずつ熟練されてきている感じがし、ますます楽しくなってきています。

水分不足で大惨事

しかし、先日、体のケアの大切さを実感した経験をしました。

8月に大会があり、参加してきました。
会場は空調が効いておらず、蒸し暑い環境でした。
水分補給はスポーツ飲料と麦茶を2Lずつ用意していたのですが、1試合終わった時点で大汗でびっしょりでした。1試合のものの15分ほどで麦茶を500mlは飲んでいた記憶です。

1試合空けての2試合目。事件は起きました。
1セット目は先取、2セット目はデュースの末、取られてしまい、ファイルセットへ。
出だしから、足に異変を感じていました。
中盤まで攻防が続き、ついに…

「足がつった!!!」

両足ふくらはぎに続き、足裏までつってしまうという大惨事。
痛くて動けない。
試合を止めていただき、症状が治まるのを少し待っていただくことに。

試合の待ち時間やセット間にも水分補給をし、2L近く飲んでいたのにも関わらずつってしまった。発汗量に対して水分やミネラルが充足できていなかった結果です。

隣のコートで試合をしていた仲間に漢方をいただき、飲んだものの回復せず。相手も待たせてしまい申し訳ないし、「棄権しよう」と話していた所、見ず知らずの奥様に「これ使ってみて」とマッサージクリームを貸してくださいました。

クリームでやさしくマッサージすると症状がみるみると軽くなり、動けそうな感じに!

長い間試合を止めてしまいましたが、「無理はしない」とペアと話し、試合再開。

再開前は数点負けており、このまま負けても仕方ないけど無理せず、今できることをやろうと意識して望んだところ、追いつき、またしてもデュースに!
セッティングなしのため、この1プレーで決まる…。
こういう場面は緊張して力が入りやすくなるものですが、不思議と気になりませんでした。

そして、自分が打ったロブが決まって勝利!

嬉しい勝利でしたが、待たせてしまった相手には大変申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

その後は、再発することなく決勝リーグまで進み、3位入賞で終わりました。

脱水と飲み物の選択

1日で水分は6L位飲んでいました。それでも、試合後の体重は1㎏以上減少しており「脱水」の状態でした。

また、麦茶ばかり飲んでいたのも足がつった原因なのかと考えました。
麦茶もミネラルが入っているとはいえ、スポーツ飲料に比べたら充足できていなかったこと、麦茶を飲むなら梅干しや塩分補給タブレットなども摂取した方が良かったのかもしれません。

スポーツ関連の資格を所有しているにも関わらず、大反省でした。

普段の練習でも、水分補給は水という人や中には炭酸飲料を飲む方を見かけします。
発汗が少ない時には水でも良いかもしれませんが、夏場など高温多湿などの環境で運動をするときは、発汗量に見合った飲料の選択や、体のケアを大切にして楽しんでほしいと思います。

そして、見ず知らずの私にクリームを貸してくださいました奥様のおかげで最後まで動くことができました。やさしさに大変感謝した1日でした。



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