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『こころキャラ図鑑』を読んで感情を整理したはなし。

みんなのフォトギャラリーより、ぱりんこ様からイラストをお借りしました。ありがとうございます。このくらい自分の心を大事にできればいいのになと、いつも思います。自分勝手に生きているはずなのに、なぜか苦しくなる瞬間が、私にはよくあります。このイラストのように、今は自分の矛盾する気持ちをいたわって、よしよしとなでながら、今はがんばっているところです。イラストを見ると、そういう気持ちを忘れないようにしなければならないなと思いました。だから、イラストをかなりズームして大きめにのせています。大きく=大事なものという安易な考え。でも、私はそれでいい。


はじめましての方は、おはなしをききに来てくださり、誠にありがとうございます。
またお会いした方は、また私のおはなしをききに来ていただき、感無量です。うれしい。


喋々(ちょうちょう)ともうします。
最近、自分の感情にふりまわされております。

なんとか「感情整理」感情を整理したい!
でも、難しいのは嫌だ。たのしくて、わかりやすいのがいい。


そういう私の頭がはたらいていないときは、児童書を読みます。



というわけで、今回は児童書の紹介です。


タイトル:「感情」と友だちになろう! こころキャラ図鑑

監修:池谷裕二

絵:クリハラタカシ



全部の内容を説明するとネタバレになりそうなので。
個人的に作成した「この感情」があると「この感情」になるよ。
みたいなものをまとめました。
相関図てきなものが手元にあるのですが、箇条書きにしてます。
あらためて書き直すと、すっきりしました。


まあ、大まかな私が作成したので、たぶん間違ってます。
でも、ある程度の割り切りにはなったので、感情の対策ができたのはよかったかな。

なかなか感情の整理って、難しいですよね…。
そういう難しいことを勉強したいとき、私はまず児童書を読んでいます。
めちゃくちゃに、わかりやすいです。
次世代を担う子どもたちに必要な知識がいっぱいつめこまれていますからね。絵も多いし楽しいですよ。

私は見栄よりも、わかることからはじめる性質なので。


では、感情整理をはじめますね。














感情整理をしてみた



・「やけくそ」は三つの感情のどれかが起きると発生する。


「おこる」「かなしい」「がっかり」は、「やけくそ」を引き起こす。






・「いいきぶん」は三つの感情を消す効果がある。


「いいきぶん」は、「おこる」「さびしい」「ふあん」を消す。





・三つの感情が合体すると、大変なことになる。


「かなしい」+「にくい」+「くやしい」=ヤバい。泣くと消える。






・感情は合体するが、合体しても別の合体していない感情に勝てないことがある。


「はずかしい」+「おそれ」<「こわい」





・感情は別の感情をぶつけると、なくなる。

「いらいら」は「たのしい」をぶつけるとなくなる。






・感情は、ほっておくとマズい。


「いらいら」と「おこる」は仲良し。

「おこる」は、ずっとつづくと「うらみ」になる。






・「にくい」は意外な感情と同じである。


「うらみ」と「にくい」は違う。

「にくい」と「あこがれ」が同じ。






・「ふあん」になりすぎると二つの感情がでてくる。


「ふあん」になりすぎると「いらいら」「こわい」をひきおこす。






・たった一つの感情で別の三つの感情をひきおこす。

「がっかり」しすぎると「おこる」「くやしい」「きらい」をひきおこす。






なぜ、感情整理をしたのか


まあ、いつも感情にふりまわされていますので、なんとか攻略をしたかったんですよ。

そのときに、感情ってすべてつながっているんじゃないかという考えが底にあって『こころキャラ図鑑』を読んだのですが、感情が合体するっていう発想はなかったです。


本当に感情整理という名の相関図をつくってよかった。
『こころキャラ図鑑』にも具体的な感情が、ひきおこされる場面みたいなのが描かれてはいたのですが、文字情報でまとめた方が私にとってはわかりやすいので、そういう風に整理しました。


こうやって相関図をつくると、わかることがあるのですよ。
どの感情が弱いかなと。
となると、どこを対処していけばいいか、とてもわかりやすい。



私は「ふあん」「がっかり」「やけくそ」を攻略することにしました。

対処法は、ぜひ『こころキャラ図鑑』を読んでみてください。
かなり細かく対処法が書かれています。

前向きな感情にも、ヤバい一面があるとわかりますよ。
ポジティブ=いい感情であると書かれていないことが、いいことですね。



まあ、あくまで、こういう感情整理は、一つのきっかけですのでね。

これで人生がうまくいくなんて、甘いことは考えません。

これでも、うまくいかなければ、別のうまくいく方法を探せばいいのです。




でも、個人的に思うのは「嫌なことがあったら、それを楽しいことで打ち消そうとして、結局だらだらと夜ふかししてしまい、健康を害する」これが真理だと思っています。気をつけよう。



健康はうしなってから、ありがたみがわかるって本当です。
身体が丈夫な人ほど、過信しやすいです。いたわってあげてください。
現に、私がそうでした。気をつけてください。



たぶん、年齢にあわせて、やり方を変える必要があるのだろうなあ。

年齢だけでなく、個人的な性質もあると思います。人それぞれ。


『鬼滅の刃』でも呼吸がいっぱいあるのは、人それぞれだから、みたいなはなしをしてたような。
つまるところ、鬼倒せたら呼吸はなんでもいいのだということなのでしょう。


要は、なにに重きをおくか。


これ、考えるのものすごく大変なのですが…。
人生って常にマルチタスクですね。
ゲームのようには、いきません。


それこそ人生!
強く生きたい。





『まとめ』という名の雑なひとりごと



感情整理で一番大事なのは「深く考えない」ということだとわかりました。

要は、「日常生活の細々したことを考えずに、大事なところだけ冷静になって考えろ」ということなのでしょうね。

なにごとも、やりすぎはいけない。
うんうん。


ここまで書いていて、ふと、気になり「冷静」という感情って、あったっけと思い、読みかえしてみたところ。
ありませんでした。
ちかいところでは「プライド」なのかなあ…。
たぶん「冷静」って訓練で身につくものだから、感情ではないのかもしれないなと思いました。


『こころキャラ図鑑』の個人的な使い方としては、人に指摘されて嫌になる自分の感情の攻略法をみつけるってことでしょうかね。


感情って、つながってるところがあるよなーと気づいてはいたけれでも、言語化してみると、腑に落ちました。


この本の対象年齢は4歳から9歳ですが。
9歳のときに読むのが、一番いいかもしれません。
「ギャングエイジ」ってやつですね。


最近はいろいろな壁があるみたいで、びっくりしてます。
9歳の壁を知ったら、7歳、80歳とかもあるみたいですね。
こえるべき壁おおすぎ問題ですね。
こわい。


でも、こえなければならない壁は自分自身であり、その壁をいっしょにこえてくれるのも自分自身である。


私は敵であり、味方でもある。
だから、感情とは、ずっとなかよくしていきたいですね。


では、念のために本の情報を最後において、おはなしはこれで、おしまいとさせていただきます。





タイトル:「感情」と友だちになろう! こころキャラ図鑑

監修:池谷裕二

絵:クリハラタカシ





縁があったら、またお会いしましょう。





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