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育児の悩みはどこに相談したらいい?

育児の悩みを抱えている人は多いですが、どこに相談したらいいかわからない、誰に相談したらいいかわからないという人が多いです。

そこで今回は、各相談窓口をご紹介します。
また、相談するときの注意点も記載したので、心に留めていただけると幸いです。

厚生労働省が行なった調査によると、未就学児の親の約8割が育児の悩みや不安を抱えていると答えています。
完璧に育児をしているように見える親でも悩みを抱えている場合が多いです。
「こんなこと相談していいのかな」と思わず、1人で抱え込まず、まずは相談することが大切です。

乳幼児の子育ての悩み

乳幼児の子育てでよくある悩みは下記のことが多いと思います。

  • 睡眠時間が取れない

  • 子供の発達が気になる

  • 授乳方法や離乳食の悩み

  • 仕事と家事がうまくできない

地域の保健センター

平日の昼間ならまずここ!
乳幼児の発育や栄養などの悩みを保健師・助産師に相談できます。
各センターには保健師や栄養士、歯科衛生士が配置されていることが多いです。乳幼児の身長・体重測定や離乳食相談ができます。

  • 電話相談

  • zoom相談

  • 定期的に行われる相談会

  • 離乳食相談

  • 予約制の相談会

など地域によって様々な種類があります。
母子手帳をもらうとパンフレットなどがもらえることもあります。
相談時間や曜日は各市町村に確認してみてください。

役所の窓口

「母子保健課」「子育て支援課」など名称は様々。
ここから必要に応じて保健センターなどに繋いでもらえます。
平日8時半〜17時

出産した産院

産後すぐであれば、出産した産院に相談しても良いでしょう。

地域の子育て支援センター・児童館

保健師や相談員に無料で相談できる。
相談は予約制だったり、曜日が決まっていることがあります。
子供の遊び場やおもちゃがあり、各種イベントなどもあるので気分転換に出かけるのもお勧めです。

児童相談所

全国共通ダイヤル「189」に電話をするとお住まいの地域の児童相談所に繋がる。
児童相談所というと相談することに抵抗がある方もいるかもしれませんが、育児に悩む保護者の方の不安を解消するためのアドバイスや必要な援助をしてくれます。
秘密も厳守されるので、安心して相談できます。

子育て・女性健康センター

日本助産師会が全国に配置している窓口
子育て意外にも妊娠・不妊、更年期の相談も受け付けています。
平日・曜日が限られている地域もあります。


こどもとの関わり方や生活習慣の悩み

エンゼル110番

森永乳業が行っている育児相談。
妊娠中の保護者の悩みから小学校入学前までの子育ての悩みに対応。
平日10〜14時

子育てホットライン「ママさん110番」

日本保育協会が行っている相談窓口。
保健師や元保育園の園長などが悩みを聞いてくれます。
月曜〜金曜10時〜12時、13時〜16時


育児中の心の悩み

精神科救急の窓口

産後うつや育児ノイローゼなどでつらい時
夜間や休日、緊急性の高い場合の相談窓口
各都道府県によって名称が異なります。

よりそいホットライン

一般社団法人社会的包摂サポートセンターが行っている電話相談
誰でも利用できる相談窓口
育児に関すること以外にも、自身のこと、家族のこと、人間関係、仕事、経済的な悩みまでどのようなことでも相談できます。
電話、Fax、SNS、チャットでの相談も可能
24時間、通話料無料


リスニングママプロジェクト

妊婦さんから小学生までの子供を育てる母親を対象にした子育て支援プロジェクト。
zoomを使用し、育児に限らずどのような悩みでも自由に話せます。
zoomのアカウントがなくても問題なありません。
予約は一回一枠ですが、予約すれば何度も利用可能。
「聴く」ことを専門しているのでアドバイスすることはありませんが、20分間自分の話をひたすら聞いてもらえる。
聞き手は、一定の研修を受けた子育て経験のあるママ。


こどもの人権110番

いじめに合っていて学校に行きたくない、家の人に嫌なことを言われる、部活などで暴力を振るわれているなど
月曜〜金曜
8時半〜17時15分まで

https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken112.html


相談する時の注意点(必ず読んでください)

  1. まずSOSを発信することが何より大切

  2. 相談員との相性があることを忘れない。どんなに資格があろうと相性はあります。医師の資格を持っていても10分程度の診察で終わらせてしまう医師もいれば、医師や心理士でなくても熱心に相談を聞いてくれる人もいます。
    自分と相性が合う人を探し続けることも大切です。相談しても育児の悩みが解消されない時は、諦めずに他の場所に相談することをお勧めします。

  3. まずは各自治体の相談窓口に相談する方が良いでしょう。

  4. 誰かに気持ちを吐き出すことで楽になることも多いので、そういう場合は友達に話を聞いてもらうことも大切です。

  5. 頑張りすぎてしまう、自分を責めてしまうなど自分の心の悩みがある場合は、カウンセリングで自分と向き合うこともとても大切です。


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