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将来の夢は子孫への承認欲求?

いいおっさんになってから

将来の夢は?

と聞かれたら。

すぐに思いつくだろうか。

僕は人生100年を目標にしているが、それは夢ではない。

歳を重ねるのは僕の仕事ではなく時間の仕事だ。

なにもしなくても歳はとる。

夢は目的をもっていないと訪れない。


さぁて僕の夢はなんだろう。

noteを始めた頃は作家になりたいと思っていたが、現状は日々エッセイを投稿するエッセイストとなっていた。

エッセイの定義もよくわかっていないエッセイストだけど。


僕自身は「夢」という言葉はあまりスキではないけれど、あえて夢はなにかなと考えた時、困った。

何もない。


小説は書きたい。

でも「書いてどうしたいのか」というビジョンがない。


これじゃ書けないのもうなずける。

夢(目的)を達成するには、達成したあとどうするのかということが重要だ。

じゃないと燃え尽きてしまう。

燃え尽きないように、人は年齢を重ねると「名声」を求めるようになる。

自分が生きた証を残そうとする。


僕の例にもれず何か後世に残せないものかと思う。

後世に残すといっても、世界中に知ってもらう必要はない。

子孫に受け継がれればそれでいい。


先祖が書いた小説というものいいね。

でも僕が子孫ならあまり読もうと思わないかも。

それに少し恥ずかしい気持ちもある。

そいえば子どもの頃は映画監督になりたい時期があった。

でも映画を作るうえで重要な、音楽や効果音に対して明るくなかったので、そうそうに諦めた。

でも今なら生成AIが音楽をも生成してくれる。

映像もスマホで撮れる。

編集もできる。


おっさんになった今こそ、映画を作成するのも楽しいかもしれない。

誰でも気軽に映画を作れる時代になってきている。

それに脚本を書くので、小説を書くという事も並行して行える。

ワクワクしてきた。


一般公開されない、一族に語り継がれる自主映画。

恥ずかし過ぎる。


でもそういう先祖がいたと100年後ぐらいに話題になれば面白い。

まさに生きた証。


僕のひ孫ぐらいがおじいさんになったころ、どんな世の中になっているのか。

隔世遺伝で僕にそっくりな子孫が見ているかと思いうとロマンを感じる。

この2024年はどんな世界だったのか、映画として残すのはいい試みだと思う。

監督:僕

主演:息子ふたり

スポンサー:妻

完璧な布陣。


ジャンルはモンスターパニックがいいかな。

笑いあり、アクションあり、感動ありのスペクタクル超大作。

まさに「夢」という感じ。


ふわっとしていて現実味がない。

でもそれでいい。

子どもが小さい内に撮ってしまわないと、拒否されるかもしれない。

時間がない。

さぁカット割りを考えよう。

衣装はどうしようか。

おっと、まずは脚本だ。

さぁ執筆しっぴつ。


待ってろよ子孫たち。

映画の続編を作ってくれてもいいからね。

まぁ2や3は駄作が多いと言われているから頑張って。

僕の子孫なら大丈夫さ。

子孫はこう思うだろう「うちの先祖は承認欲求が強いな」と。

君にもその血が流れているんだよ。

血が途絶えていないことを天国から祈っている。

ではまた。

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