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家事をしない夫を矯正する方法なんてない? いえ、あります。

「夫が家事をしない」とお嘆きなあなた。

朗報だよ。


そんなぐーたらな夫を強制的に矯正する方法があるんだよ。

何を隠そう僕が経験しているから効果はある程度確認されている。

さてその方法だけど、とっても簡単。

「座るところをなくす」


これだけ。

いやぁ画期的かつ実現可能なこの方法。

人間座るところがないと、そわそわして「何かしないと」という思考になる。

地べたに座るのは背もたれがないし、お尻が痛いので敬遠される。

知らず知らずの内に座っている時間はどんどん減る。

そして立っている時間は何かしら動いているのだ。

これは革命だ!


立った状態で何もせずにぼーっとしているのは至難の業。

もしあなたのパートナーがこの状態で何もしない人ならば、それはあなたの人を見る目がなかったと諦めよう。


我が家ではリビングのソファーを撤去した。

テーブルはローテーブルなので、イスはない。

壁にもたれて地べたに座ると、とても疲れる。

もう立っているしかないのだ。

こうなれば、作戦はほぼ成功だ。


僕は立っていると、無意識にやることを探していた。

洗濯ものを取り込み、食器を洗い、掃除を始めていた。

夫が家事をしない原因はイスにあった。


安心して座っていられる環境が悪さをしていたのだ。

座っているから何もする気が起きないし、テレビやスマホを見てしまう。

すると家事どころではない。

さぁ、あなたもイスやソファの撤去を検討してみてはどうだろうか。


ちなみに我が家は僕にしびれを切らしたわけではなく、子どもが遊ぶスペースを少しでも確保する為の撤去だった。

それが思わぬ副産物を生んだ。

僕は家事マシーンになってしまった。


僕の場合は家事中はオーディオブックを聞いているので、インプットの時間が増えて一石二鳥だ。

いや立っていることは健康にもいいので一石三鳥と言える。

しかし、この方法は壮絶な夫婦喧嘩に発展する可能性があるので、使用には注意して欲しい。

こちらでは一切の責任はおえない。

では、どうすれば成功するのか。

それは僕のような素晴らしい夫を見つけることが一番簡単だ。


具体的にいうと、我慢強く、自己犠牲をいとわない、博愛主義でポジティブな人間を探すといい。

え?


もうすでに結婚している?

そういうこともあるだろう。

だが諦めてはいけない。

椅子を捨てる効能の懇切丁寧にせつめいすれば大丈夫。

椅子、ソファを撤去すると

◯物理的に利用空間が増える。

家賃は変わらないのに使える範囲が増えてオトク感がある。

◯立つ時間が増えて、健康効果が上がる。

座りっぱなしは健康にすごーく悪いというデータを一緒に見せるとより効果的。


このふたつを力説すればいい。

間違っても、夫を家事マシーンにしたいからとは言ってはいけない。

夫の尊厳を守りつつ、家事マシーンにするのが「座るところをなくす」作戦の醍醐味なのだから。

さて、この記事は立ちながらスマホでポチポチして下書きを作った。

立って作業したほうが能率があがるという。

たしかに入力速度がはやい気がする。

立つことで血行がよくなり脳みそにたくさん血が流れているからだ。

副産物がたくさんうまれたソファ撤去という大革命。

我が妻の先見の明に乾杯。


でも座椅子とか欲しいな。

おっと家事をしないといけないのでこのへんで。

ではまた。


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