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ウンコ💩にまつわる感染症

みなさんこんばんは。
たい焼きはつぶあん派ですが、たまにクリームにも浮気をするタイプです。
どーもMittsuです。

昨日はノロウイルスのを話題にしましたが、
それ以外にもうんこにまつわる感染症があるので、ご紹介します。

腸管内にある腸内細菌は常在菌として腸管内の正常を保っていますが、ノロウイルスのように外からウイルスや細菌が侵入した場合に起こる感染症もあれば、
逆に腸内細菌が減少して、感染症に至るケースもあります。

また、腸閉塞(イレウス)による腸管の循環が滞ることによっても感染症は発生しますので、それぞれ関連する有名な感染症についてご紹介します。

外的からの侵入した細菌やウイルスが原因となる感染症

一番多いのは、感染性胃腸炎です。原因菌はものすごく多いため、限定できませんが、基本は対症療法になってしまいます。昨日のノロウイルスも然り、食中毒菌なども多くあるため、下痢嘔吐に対する水分補給は欠かせません。

常在菌が減少して発生する感染症

抗菌薬の使用やPPI(プロトンポンプ阻害薬)💊による常在菌への影響により腸内細菌叢のバランスが崩れたり、経管栄養消化管手術などによる腸内細菌叢のバランスの崩れによっても発生するとされるのが・・・

クロストリディオイデス ディフィシル(C.difficile)

略して、C.Dと呼ばれることが多いのですが、こちらもなかなか厄介な感染症であり、細菌がではありますが、芽胞という耐久性のある構造をもつことで、容易に死滅しないため、環境でも長期的に生存し、院内感染として問題となることもあります。

芽胞は、ノロウイルスと同様で手指消毒剤の効果が期待できず、清掃も次亜塩素酸ナトリウムが必要です!

治療もMRSAによく使用するバンコマイシンの経口投与を行いますが、これは腸管で薬が吸収しないことを逆手に取った治療法になります。
軽傷であればメトロニダゾール(フラジール)から治療を行い、再発や重症の場合においては、バンコマイシンまたはフィダキソマイシン(ダフクリア)を使用します。

バクテリアトランスロケーション

イレウスなどにより本来、便が停滞せずに排泄をするサイクルを阻害されると逃げ場を無くした腸内細菌が血流へと運び込まれ菌血症を起こすことがあります。
治療が遅れれば、敗血症やDICへと移行し致命的な状況へともなりかねません。
早期培養検査による細菌にも同定と原因究明、さらにそれに対しての抗菌薬治療が重要になってきます。

小児でも白色の下痢便が特徴的なウイルス

ロタウイルス

こちらは、予防接種もありますが、ノロウイス同様エンベロープを持たないため、感染拡大しないための対応が重要です。詳細はノロウイルスでもお話ししましたので、割愛sします。

と特徴的なうんこ💩にまつわる感染症を今日はお話ししました。
トイレのあとは必ず手洗いをしっかりして、このような感染症に罹患しないように注意、清掃もしっかり行っていきましょう!

それでは、今日はここまでです!
おやすMittsu💤

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