雪が降ったら雪合戦をするだろ!!
人間だもの。
雪が降っている様子を見ている子どもたちの、まあ楽しそうなこと。
休み時間には、ダメだと言われても、渡り廊下に溜まっている雪をかき集め、雪玉を作って遊んでいる。
溶けるとわかっていても、なぜかポケットに雪玉を入れて、教室に持ち帰る子たち。
雪という珍しいものを見たら、遊びたい!と思うのが、子ども、人間なのではないでしょうか?
一方、大人達は・・・
朝から、子どもたちが怪我をしないように、帰り道に遊んで帰ってトラブルを起こさないように、キーキー言いながら過ごしている。
いいじゃない。遊びたいと思った時に遊べば。埼玉県では滅多にないことなのだし。
校長先生に、休み時間に校庭を開放できないかと交渉するも却下。
残念!
私は・・・
雪だるまを作ったことがないという子もいたので、どうしても雪遊びをさせたい!と思い、こっそり体育館裏の見えないところでやることに。
「10分遊んでいいよ」というと半分以上の子は大喜び。数名はストーブの前から動かなかったが、まあそれも良いだろう。
ルールは守らないとね★
もちろん賛否が分かれるのはわかっている。
「学校として・・・」「高学年として・・・」ということもわかるし、自分がしたことが100%正しいとも思っていない。
ただ、子どもたちには、今を全力で遊ぶことを体験してほしい。
なぜなら、遊びは人生を豊かにするものだと信じているから。
「遊びは文化よりも古い」(ホイジンガ『ホモ・ルーデンス』より)
あらゆる文化は、遊びから生まれる。
新しい文化を生み出すのは、遊び方を知っている子どもたちなのではないか。
遊びを忘れた人間は、もはや人間と呼べるのだろうか。
そんなことを考えた、雪の1日でした。
p.s.
こっそり雪遊びをしたつもりでしたが、数名の同僚に見つかり、お小言をいただき少し落ち込んでいるのはナイショ★
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?