もりせん(小学校教員)

小学校の教員をしています。特に体育について勉強しています。 学んだことのアウトプットと…

もりせん(小学校教員)

小学校の教員をしています。特に体育について勉強しています。 学んだことのアウトプットとして活用したいと思っています。

最近の記事

「活動あって学びなし」論の嘘

教育現場に蔓延する「活動あって学びなし」論研究授業の指導講評でよく耳にする言葉。 「今回の授業では、子どもたちは楽しそうに活動していたね。でもそこには学びは少なかったね。活動あって学びなしですね。」 というような話を、教師なら誰しも聞いたことがあるのではないでしょうか? この言葉について、私なりに思うことをまとめてみます。 「活動あって学びなし」論の問題点①教師が思う「学び」しか「学び」として認めない風潮 この言葉が使われる場面を具体的に考えてみましょう。 ・小学

    • 「美」が世界を変える

      きたるシンギュラリティやsociety5.0など、機械が人間を超える時代がもうすぐくると言われている。 おそらく「人間とは何か」「生きる意味は」などの哲学的な問題とも真剣に向き合わなければならなくなるのではないか? そこで、私は一つの答えとして「美」をあげたいと思う。 人間を人間たらしめるもの「美」「美」という感覚は、機械にはないのではないか。 AIによって、人間が「美」と思うものに限りなく近いものを作ることはできるだろう。 しかし、ルネサンスの画家が人間を発見したように

      • 今後のキャリア展望

        教師としてのキャリアアップを、どうしようかと悩む今日この頃。今の自分が考えていることについて、メモ感覚でまとめます。 ① 教育委員会→教頭→校長おそらく教員としての正規ルート。 戦士極めたから、バトルマスターに行こう、みたいな感覚だと思われる。 とはいえ、上級職にジョブチェンジできたとして、自分のやりたいことは出来なさそうな気はしている。 やりたいことってなんだ?? ②-1 修士課程取る→大学教員自分の中で今熱いのはこっち。 戦士ルートも飽きたから、魔法使い→賢者ル

        • 教師にとっては、もうすぐ待ちに待った冬休みですね。年末年始に、二週間近く休みを取れる仕事は、他にないのではないでしょうか? ところで、私は旅行が好きです。特に、海外旅行には、毎年2回(夏と冬)行っています。 もちろん、旅行に行く一番の理由は「楽しいから」です。 しかし、今回はそれだけではなく、旅行に行った方が良いと思う理由を3点紹介します。 1. コンフォートゾーンを出る人は、自分にとって快適な空間(コンフォートゾーン)に、いることを選んでしまいがちである。 しかし、そ

          良い授業とは

          思うところがあったので、久々の投稿。 私が思う良い授業とは 子どもが、自分からもっと学びたい!調べたい!うまくなりたい!できるようになりたい!と思えるような授業 人生100年時代と言われる現代では、そういった気持ちを持ち続けることが、幸せに生きるために必要なのではないでしょうか。 そのために大事だと思うこと それは、各教科の魅力にせまることだと考えています。 例えば、国語だったら文章を読む楽しさ、算数だったら数学的な考え方を用いて課題を解決する楽しさなど・・・ そう

          雪が降ったら雪合戦をするだろ!!

          人間だもの。 雪が降っている様子を見ている子どもたちの、まあ楽しそうなこと。 休み時間には、ダメだと言われても、渡り廊下に溜まっている雪をかき集め、雪玉を作って遊んでいる。 溶けるとわかっていても、なぜかポケットに雪玉を入れて、教室に持ち帰る子たち。 雪という珍しいものを見たら、遊びたい!と思うのが、子ども、人間なのではないでしょうか? 一方、大人達は・・・ 朝から、子どもたちが怪我をしないように、帰り道に遊んで帰ってトラブルを起こさないように、キーキー言いながら過ご

          雪が降ったら雪合戦をするだろ!!

          あれ?僕いらなくない??

          6年生の3学期卒業まであと2か月 6年生の担任として思うのです。 「あれ?僕いらなくない??」 体育の学習では サッカーの学習 子どもたちは、校庭に出ると、チームごとに準備運動をします。 そのあとは、チームごとに練習。パスやシュート、鳥かごや3対2での実践練習など、子どもたち同士で相談をして取り組みます。 私の仕事は時間になったら、ゲーム開始の笛を吹くことのみ。 (ちょっと盛りました。本当は、揉めた時の仲裁やいい作戦の共有などもしています。) 算数の学習では 6年

          あれ?僕いらなくない??

          人生を楽しく、幸せに!

          私が、教員という仕事をするうえで、一番意識していることです。 子どもは、大人を見て学ぶ当たり前だが、 ・子どもは、いつか大人になって社会に出る。 ・学校期の子どもにとって、教員は親の次に身近な大人であることが多い。 であるならば、子どもは自分が大人になった時のモデルとして、教員のことを見ている可能性が高い、と私は考えます。 理想の教師とは以上を踏まえて、私は人生を楽しく、幸せに生きる様子を子どもたちに見せることで、将来に希望をもって成長していってもらいたいと考えています

          人生を楽しく、幸せに!

          逆上がりって、できないといけないの??(体育を学ぶ意味について)

          体育の目標は?皆さんはどう思いますか? ・・・・・・・・・・・・ 体力づくり、、大人になったときに運動不足で困らないように、学級経営の基礎、集団としての規律・・・など、様々な意見がありますよね? 結論から言うと私は、体育の目標は大人になったときに、「スポーツがしたい!」と思えるような子供を育てることだと考えています。 そのために、体育の学習では、運動を楽しさを味わうことや楽しみ方を学ぶことが大切だと思います。 学習指導要領にも「豊かなスポーツライフ」という文言がありま

          逆上がりって、できないといけないの??(体育を学ぶ意味について)

          主体性について

          初投稿!!本日、勉強会に参加して「主体性」をテーマに話し合いをしてきました。 自分の思考の整理をするためにも、ここに記すことでアウトプットをしていきたいと思います。 主体性とは??よく、「主体性が大事だよね」といった言葉を聞きますが、主体性とは何でしょうか? ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 私は、「自ら進んで課題を見つけ、それについて考え、取り組んでいくこと」だと考えています。 グループ協議で話し合いましたが、「問題解決」など言葉は違えど、同じようなニュアンスで捉えている人