WELL-BEING

3児の父/20代で舌癌Stg2経験/後遺症改善に向けて前向きに努力する人/後遺症改善に…

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3児の父/20代で舌癌Stg2経験/後遺症改善に向けて前向きに努力する人/後遺症改善に向けた自身の経験が困った人や専門家の何かの役に立てば幸いです

最近の記事

低気圧が後遺症へ与える影響

何をやっても調子が悪い日があります。その原因が必ずしも後遺症だけとは限りません。例えば、天気です。雨の日には調子が悪くなりやすいことがありますが、その理由は低気圧にあります。 低気圧で体に不調がでるメカニズム低気圧になると体にかかる圧力が下がります。これにより血管の収縮が不十分になり、血流が悪くなります。血の巡りが悪くなると、以下のような影響が出やすくなります。 浮腫みやすくなる:体内の水分が滞留しやすくなるためです。 気分が落ち込む:体に十分な酸素が行き届かなくなり、

    • 後遺症と向き合い、より良い人生へ

      癌を運良く克服し、これからより良い人生を生きるステータスになった時、次に直面するのは後遺症という課題です。 特に舌癌の後遺症でよく見られる首肩周りの問題は厄介なものの一つです。私自身の経験からも、それがいかに大変かを痛感しています。その主な原因の一つは、首の筋肉が固くなることによる身体への影響です。首は全身を支える体幹の一部であり、そこに問題が生じると全身に波及するからです。 実際、体というのは全身の筋肉が連動して動くものです。一部が慢性的に固くなると、他の動きも制限され

      • 後遺症が良くなって思うこと

        20代の時に、私は舌の1/3を切除し、左首リンパ郭清、左前腕および太ももを使った再建手術を受けました。それから9年3ヶ月が経ち、ようやく後遺症がかなり改善された今、振り返ると、後遺症が私の人生にどれほど大きな影響を与えていたかを痛感します。 後遺症がひどかった時期には、歯科矯正で根っこが浅くなった歯に膿が定期的に溜まることがありました。これは、後遺症の影響で歯にかかる圧力のバランスが崩れていたためです。体がずれていると感じる時ほど膿が溜まりやすく、逆に後遺症が改善してからは

        • 硬くなった筋肉を治すための意識

          外科手術によって硬くなった筋肉はなかなか治らない 経験的にこれを治すポイントは2つあると思っている。それは ・まず硬い筋肉を柔らかい状態にする ・柔らかい状態になった筋肉をなるべく維持する の二つだ。 >・まず硬い筋肉を柔らかい状態にする とにもかくにも硬くなった筋肉は、まず使ってあげること。方法としては歩いたり、走ったり、ストレッチしたり、筋トレしたり、なんでもいいと思う。Youtubeとかを参考にして、とにかく自分の固くなっている筋肉の部位に効くトレーニングをすること

        低気圧が後遺症へ与える影響

          首肩こりとの向き合い方

          20代で、舌の1/3切除、左首リンパ郭清、左前腕および太ももを使った再建手術による後遺症を抱えて9年3ヶ月。 今日も左首肩を中心に凝りを抱えながらデスクワーク 9年も時間が経つと、体も適応してきて、カフェでもあまり気にせずデスクワークができるようになった でもやっぱり他の人より凝りやすい体質だから、他の人より頻繁に首や肩を回したりする でも僕はそれでいいと思っている 他の人よりできないことがあるならその分、努力すればいい だって努力してなんとかなることなんだから

          首肩こりとの向き合い方

          整体という選択肢

          体の凝りを伴う後遺症改善には、二つの選択肢がある 一つは自分一人で改善していく”セルフケア” そしてもう一つは、整体など人の手を借りて改善していく”他者ケア” 一つ目のセルフケアがベースとなり、他者ケアが改善の速度を加速するイメージ 後遺症に悩んでいるなら早いうちに、”他者ケア”という選択肢をもっておくことが大事だと思う それは後遺症は早いうちに改善しておいた方がケアの時間がかからないから 特に大概の”他者ケア”はプロフェッショナルケア だからプロ視点で、客観的

          整体という選択肢

          前向きに生きる

          とてもいいことば。 後遺症をかかえると、なんとなくその痛みやだるさにいつも意識がいってしまう それは仕方のないこと でもあまり気にしないことも一つのテクニック 近所を散歩するとか、だれかとお茶をするとか、今じぶんが楽しいと思える何かをして、他に意識を持っていった方がいがいと体調も良かったりする きょうも楽しんでいこう

          前向きに生きる

          人はそれぞれ、後遺症もそれぞれ

          我が子には野球を「まったく教えない」というダルビッシュ選手。 その理由として 「自分の体じゃないので。自分の体と同じものを持っていれば“こうしたほうが良いんじゃない”って言えるけど、まったく違う体で筋力も強いところも自分とは違うし骨格も違うので教えられない」 とのこと。 自身が後遺症と約10年向き合ってきてわかったことは、同じ体でも日々違う箇所が硬くなったり、動きが悪くなったり だから人のことについて、具体的にどういうリハビリやトレーニングをしたらいいかなんてことはいえな

          人はそれぞれ、後遺症もそれぞれ

          プロフに近い話

          気づけば、舌癌を経験してから10年目 それは舌の切除、首リンパ郭清、再建手術の後遺症と向き合った約10年でした 本人はケロイドの体質もあってか、また今でもほぼ毎日何かしら後遺症を感じているあたり、中度以上の後遺症と思っています でも、(自分の)おかげさまで昔に比べたらだいぶコントロールが効く様になってきました そして後遺症と向き合わないより向き合った方が絶対により良い人生でした でも自分がそうだった様に、後遺症の改善方法の情報は少ないもの だから同じ様な悩みを持っている人

          プロフに近い話

          首という大事な場所①

          首はとても大事な筋肉だ 例えば、首リンパ郭清の外科手術をすると術後首の筋肉がとても硬くなる すると肩こりはもちろん、時間が経つと体の思いもよらないところにまで影響を及ぼす そしてこれを改善する方法は実はとても難しい 例えば人体模型などで首周りの筋肉を見てみるとわかるけど、首の筋肉というのは、肩や胸はもちろん、実は舌やまた深い筋肉は上半身の体幹と直接つながっている だから首の筋肉が硬くなると、はじめは首や近くの肩周りが硬くなって肩こりや首痛という形で症状が出てくるわけだけど時

          首という大事な場所①