![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124726641/rectangle_large_type_2_5094e2cbecf675efc27a5c496fb99fad.png?width=800)
【読書記録】無駄づくり~無駄こそ心の潤いと知る~
上記の記事でも書いていますが、絶賛クラウドファンディング準備中であり、迷走中です。気付きが得られそうな本をお借りしたので、自分用に思ったことをメモする記事を書きます!
一見、私も含めたミニマリストブチ切れなタイトルですが、どんなもんでしょうか。
読んだのはこちら
界隈では大変有名な、藤原麻里菜さんの著書です。
「無駄づくり」として工作・発明活動をしている方です。文筆家、映像作家としてもご活躍の、大変多彩な方です。
心に残ったキーワード
・ものとものをくっつける
⇒アイデアとは既存の要素の組み合わせである、なんて言葉もあります。0から生み出さなくちゃ発明じゃないわけではなく、『既存のものの掛け合わせで新しい用途』も、当然、立派な発明なわけです。
・ことばとことばをくっつける
⇒例えば、「パンツ」「車」をくっつけた、「パンツ車」と聞いたら、何が思いつくか。バカになって、一生懸命、でも気楽に考えるのが良いらしい。
いわゆる『アイディアソン』だろうか。
藤原さんのすごいと思ったところ
マジで無駄だけどマジで面白い
『インスタ映え台無しマシーン』という、段ボールで作った指がスマホ撮影の時に映り込むという発明。邪魔でしかない。でもめっちゃ笑った。みんなの「あるある」をうまくテーマにしててすごい。着眼点がすごい。観察力があるのだろうなあ。
面白い語り口でモノづくりのノウハウを表現されている
技術的な面もそうだし、「妄想して、バッと作って、人に見てもらおう」的な、企画面・発信面についてのノウハウがわかりやすく解説されている。漢字にもフリガナがふってあって、子供にもわかりやすい。思わず作ってみたくなる作品解説もあって、本当に良書。
無駄づくりから笑顔が生まれる
藤原さんの作品は、とにかく笑える。
見ている人を笑顔にするだけで、もうそれは無駄じゃないと思う。そういうモノづくり、良いなあ。これには無駄嫌いのミニマリストもニッコリ。
本の中で紹介されていたプロダクトの中で一番のお気に入りは、『オンライン飲み会緊急脱出マシーン』です。天才や…。
オンライン飲み会から緊急脱出できるマシーンを作りました pic.twitter.com/gB2Ur6f21i
— 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) April 29, 2020
先日、私が制作した『荒ぶる黒豆』も、あながち悪くない無駄づくりだったのではないだろうか。いや、まだまだ無駄づくりの奥は深い…。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?