25京都・街の湧水、大原
87大原「朧の清水」 安徳天皇の生母、平清盛の娘、徳子・建礼門院が隠棲(いんせい)した寂光院に向かう小道のわきに、建礼門院が顔を映したと伝承される「朧(おぼろ)の清水」があった。民家の石垣に隠れるような場所で見つけにくいが、「朧の清水」の案内板がある。
山すそにある小さな石組みが「朧の清水」。石組みの大きさは横1㍍弱、縦50㌢ぐらい。石段を6段降りると、石組みの下に,建礼門院が顔を映したとされる、小さな水たまりがある。深さは20㌢ぐらい。底に落ち葉が沈んでいた。水を触っ