10代の子にとって母親とは
2歳前後に訪れるイヤイヤ期が大変だというのはもちろんなんとなくわかっていたし知っていたかが、いわいる思春期の子育てについて。
ちなみに各家庭それぞれだとはわかりつつ、我が子の場合わりと特殊ではあると思う。
幼い頃から割とべったりでおとなしいタイプだった。
仲も良かったと思う。。だがどこか違和感みたいなものはあった。
例えばあくびがうつったことがない。
気づいて何か手を差し伸べるということがない(ティッシュをサッと渡すとか醤油をとるとかそういう些細だけどよくあるやり取り)
母の日や私の誕生日は猛烈に不機嫌になる。
それでもまぁそれなりに仲良くやってきていたのだけど、下の子が産まれたことでまた関係性が大きく変わった。
というか私に余裕がなくなって初めて本心が見えたのかも知れない。
いつだったか「家族は別にどうでもいい、ご飯や掃除してくれればそれでいい」と言ったような事を言われた。
与えすぎてしまったのかもしれないし、色んな事に挑戦させる機会をもっと作らなければいけなかったのかもしれない。
1人では外出できず、留守番も怖がっていた我が子を尊重しすぎた結果がこうなってしまった。
今は私以外の家族がうまく間に入り、関わっているけど、正直気持ちの持って行き場が難しい。
家政婦だと思われている相手に対して三食のご飯を用意し、洗濯をし、学校や病院などの対応をすることについて、今はまだ義務でもあり、自分自身にも非が全くないわけではないというのと、周りの家族のためになんとか我慢して関わっているところがある。
下の子が産まれてしばらく経った時に上の子は学校生活でも色々あり、気になる症状があったため専門家に相談にも行っていた。
限りなく白に近いグレーのASDだと思う(この程度じゃ診断はおりないが)
との事だった。
ショックというか上にあげた違和感について納得がいった。
娘のせいだとか娘が悪いと思っていないのは本当だけど、私にしかわからない娘と生活する苦悩や苦労がある。
カサンドラ症候群というのがあるみたいだけどまさにそれだよ!と思った。
でもきっと誰にもわからないだろう。
優しくない母と思われるだろうけど何をしてもありがとうの言葉どころかそもそも感謝の気持ちがない。当たり前だと思っている。そして家族が痛がろうが苦しがろうが見ようとしない我が子になってしまったことがしんどい。
だけど家族である以上、みんなが笑えるように進むしかない。
いつかきっと当たり前の中に努力や愛情があったことに気づいてくれたら嬉しい。
気づかなかったとしても健康であればそれでいい。
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