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これが高卒採用の攻略ポイント!!

はじめに

2024年入社予定の高校生の採用活動は、7月3日から高校生の求人情報が公開開始となりました。
これまで学校訪問やインターンシップにより企業PRをしてきた採用担当者の方々は、これまでの活動が応募に繋がるかドキドキされているのではないでしょうか。
昨今は少子化、進学率のアップで高校生の採用活動は激戦化していて、高校生の採用こそ難易度が増しているように思います。

高校生への採用活動はどのように進めるべきなのか、
私なりの見解と攻略ポイントについてまとめてみました。


高校生のリクルーティングスケジュール

高校生の求人は、統一の求人票でハローワークの受付を通す必要があることは、皆さんご存じのことと思います。大学生等とは異なり、様々な規制があります。それは無秩序な採用活動は健全な学校教育の妨げになったり、新規学校卒業者の適正な職業選択を阻害する要因になるからだとのことです。

求人票

毎年6月1日に管轄ハローワークにて求人票の受付が開始され、求人内容に法的な問題がないか等の確認がなされ、7月1日以降に受付印が押されて戻ってきます。この受付印と求人番号が重要です。

1人1社制

新規高等学校卒業者の応募・推薦について 新規高等学校卒業者の採用選考時における応募・推薦方法は、従来、1人の生徒が、ある会社の募集に応募した場合、その選考結果が決まらない限り他の会社の求人に応募できない、いわゆる「1人1 社制」といわれる就職慣行により行われてきました。

東京労働局職業安定部「’24新卒者募集のために 令和6年新規学校卒業者の募集・採用」より

10月1日以降は1人2社まで

新規高等学校卒業者に係る応募・推薦については、「推薦開始日からは1人1社の推 薦とするが、10月1日以降は1人2社まで応募・推薦を認める。

東京労働局職業安定部「’24新卒者募集のために 令和6年新規学校卒業者の募集・採用」より

学生への直接の連絡は禁止

応募、選考試験実施連絡、選考結果等は全て学校経由で本人と連絡をとることが決められていますので、時間はかかりますが、余程のことがない限り確実に連絡がとれます。
大学生等の一般選考のように、途中で学生と連絡が取れなくなったり、予定している期間での連絡がとれずという事態は起きません。

それでは具体的に企業の採用担当者はどのように企業PRをおこない、入社に繋げていけばよいかについて、私なりの経験と考えを紹介します。

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