そもそも、乗馬ってなにするの?

こんにちは!義親です😁


ここからは、いよいよ具体的に乗馬の魅力について発信していきます


その前に、そもそも乗馬って何するの?ただ馬に乗ってるだけなんじゃないの?と思ってる方もいるかもしれません


そういった意見も間違いではないんですけれど、正解でもありません💦


そもそも、乗馬には様々な一面があります!例えば、馬の背に揺られてゆったり過ごしながら健康維持を図ったり馬と触れあって癒やされたりと、癒やしの一面を持ってます


今回皆さんにお伝えしていくのはそういった癒やしの一面ではなく、“スポーツとしての乗馬”について紹介していきます


【スポーツとしての乗馬?】

乗馬がスポーツ?と疑問に感じる人もいるかもしれません


実は、乗馬には馬場馬術、総合馬術、障害馬術といった馬術競技としての一面が含まれています


この馬術競技は、オリンピック種目の中では唯一の人と人以外の動物のバディで臨む競技になっています🤔


ここで、なぜ私がスポーツとしての一面を紹介するのかといいますと、これはどのスポーツにも共通しているのですが、明確にルールが決まっていて1番安全に乗馬技術を習得できるからです


興味を持って始めてもらう以上皆さんには長く乗馬を続けてもらいたい。そんな思いから、安全に乗っていただくための知識や技能をこれから紹介していきます


【馬の性質】

上の欄でも触れたように、乗馬は人と人以外の動物がバディを組んで臨む唯一のスポーツです


個人競技以外のスポーツは大体そうだと思いますが、相手のことを理解して競技に取り組まないと競技として成り立たなくなることが多いですよね😅


乗馬も同じで、相方である馬のことを少しでも理解してやる必要があります


今からはその馬の性質について、共通する点を紹介していきます


皆さんご存知の通り、馬は草食動物でとても大人しく優しい動物です。しかし、その大きな体とは対照的に臆病で、大きな音や、急に近づいてくるものには敏感に反応します。特に、馬は人間と比べてとても耳が良いので、近くで大きな声を出したり急に走り出したりするのはとても危険です


馬の耳は、馬が気を取られているときはそちらの方に耳を向けるように動かしたり、怒ったり威嚇するときは両耳を後ろにふせたりと、注意して見るべきポイントです


また、馬はとても視界が広く350度見渡すことができます。その代わり、視力自体はそこまで高くなく遠近感はあまりつかめていません


つまりは、後ろから近づいてこられると、“何かいる”ことは認識できても“何がいる”かは分からない→怖い→警戒する、攻撃する、といった行動につながってしまいます


馬の脚力は相当強く、特に後ろ脚の蹴りで壁に穴が空くこともあります

ですので、絶対に馬の後ろから近づくことはしないようにしましょう


近づくときは死角である後ろからではなく、斜め、もしくは横からゆっくりと近づき、優しく声をかけながら触れてあげましょう


前からは何故駄目なのかというと先ほど馬の視界は350度と書きましたが、馬の死角は前に5度分、後ろに5度分あります。そのため、見えていない前の方から手が出されると、馬としては急に近くに手が現れたように見えるわけです


皆さんも想像してみてください、不意に目の前に手が伸びてきたら、私はとても怖いです😅


馬はとても臆病なため、怖いと思ったら攻撃してきます。後ろからなら蹴りで、そして前からなら噛み付きで😱


本来、乗馬のために調教された馬たちですので噛んだりしてくる子はなかなかいないんですが、自分が攻撃されないために、ひいては馬たちに嫌な思いをさせないためにも、先ほど上に書いた「急に大きな声を出さない」「近くで走り出したりしない」「後ろから近づくことはしない」は守るようお願いします🙇




今回については【スポーツとしての乗馬】と、【馬の性質】について紹介していきました


次回については【馬具紹介】【馬に乗る際の注意事項】【乗馬、下馬の要領】の3点を紹介しようと思います🤔


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


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